好きだから贈るカカオ・サンパカのチョコレートとケーキ
スペイン好きとしては、チョコレートもやっぱりスペインのが好き。チョコレート発祥の国ですしね。特に贔屓にしているのはカカオサンパカです。
オリオールバラゲも好きだったのですが、直営店や輸入販売がなくなって、今は入手困難になりました。
その代わりといってはなんですが、ブボ・バルセロナ(bubo Barcelona)が買えるようになったのは嬉しいかぎりです。
ここではカカオ・サンパカのお気に入りチョコレートとケーキをご紹介しますね。
■■■目次■■■
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シーズンギフト
誕生日や記念日のお祝い、お中元にカカオサンパカのチョコレートスイーツはいかがでしょう。
フルーツとカカオパルプを2層に重ねたシャーベットです。マンゴー、ピーチ、ラ フランスの3種類各2個ずつ。常温でお届け。冷凍庫で8時間以上凍らせるとシャーベットになります。
税込価格:3,780円+送料550円(高島屋)
チョコレートケーキ(マダレナ ショコラタ ストロング)の2個セットです。カカオ分70%のクーベルチュールを使用。しっとりと焼き上げたカカオの香り豊かなチョコレートケーキです。同じ商品を2箱セットにしてお届け。
税込価格:3,024円+クール送料770円(高島屋)
羊羹を薄く上掛けした木苺、ナランハ(オレンジ)、抹茶と、カカオの風味豊かな2層仕立ての濃厚なダークチョコレートのタルトです。各4本ずつ。
税込価格:4,536円+クール送料770円(高島屋)
日本にやってきたカカオ・サンパカ
カカオサンパカを知ったのは、2002年のスペイン旅行の際、バルセロナのお店を覗いてからです。様々なフレーバーのボンボンショコラに驚き、ガウディのレリーフのチョコに惚れて、お土産にどっさりと買って帰りました。
その後も機会があればお土産に買ってきてもらっていたのですが、2009年、ついに日本上陸。東京・丸の内に直営店ができました。
さっそく丸の内本店をのぞいてみると…。
お店にはボンボンショコラの他、量り売りのフレークやタンタシオン(チョコレート菓子)、コンフィチュールやワイン、店先で食べられるジャラッツ(アイスクリーム)もありました。
その後、2010年11月に東京・青山にカフェを併設した2号店ができて喜んでいたのですが、2015年に惜しくも閉店。
現在、カフェ併設のショップとして、大阪・大丸梅田店(2011年3月開店)があり、2018年9月末には東京・西武渋谷店にショップ、2021年4月にはチョコレートとワインが楽しめる神戸店がオープンしています。
お店の一番人気はボンボンショコラでしょうが、個人的におすすめなのがカカオサンパカならではの板チョコ(ラジョラス)とケーキ(マダレナ)とジャラッツです。
板チョコ(ラジョラス)
ラジョラスはうすーい板状チョコで「CACAO SAMPAKA」と刻み込まれているだけのシンプルなもの。1枚50gです。
大きさは約7cm×14cm、厚さは約5mmで、カカオサンパカこだわりの形です。 割って食べやすく、ゆっくりと口の中で溶けて美味しく味わえるように計算されているんですね。
フレーバーはさまざまで30種類以上あり、ほぼ4つの味に区分されています。
■ネグロ(ダーク板チョコレート)
カカオ分71%以上の乳成分を使用していないチョコレート。カカオ本来の苦みや酸味、産地ごとの個性が際立つので愛好家向けです。
■レチェ(ミルク板チョコレート)
ダークチョコレートに乳成分を加えたカカオ分40%のミルクチョコレート。優しい甘さなので、どなたにも好まれます。
■ブランコ(ホワイト板チョコレート)
他の油脂分を使わずカカオバターのみを使用したホワイトチョコレート。良質で風味豊かな味わいで、どなたにも好まれます。
■ヘルス&ビューティ(板チョコレート)
砂糖のカロリーの約半分の甘味料「マルチトール」を使用したチョコレート。健康と美を気になさる方に。
そのなかでわたしのお気に入りは、「フロール・デ・アサール」と「ロサス・イ・フレサス」です。
「フロール・デ・アサール」は、オレンジの花のミルク板チョコレート。上品かつ華やかなオレンジの花の香りがします。
「ロサス・イ・フレサス」は、天然のバラの香りとドライストロベリーを練りこんだホワイト板チョコレートです。うっとりチャーミングな味わい。
どちらを贈っても喜ばれるし、どちらをいただいても嬉しいです。特に女性には間違いのない2品。
カカオニブ入りの板チョコもあります。新しくミルクチョコレートベースが仲間入り。
パッケージは紙製。リボンをかけて贈り物用にもできます。
クリスマスにはこんなショップカードを入れてくれました。
ゴヤ展のときには、チケット割引券付きのギフトパッケージ(有料)もありました。
ね、素敵でしょう。シンプルな板チョコレートなのですが、カカオ分が高くて繊細な味と香りが楽しめるのでギフトにぴったりなんです。ちょっとしたプレゼントには1枚、2枚セットにして贈ったりもします。
ケーキ(マダレナ/スティックケーキ)
カカオサンパカには、定番の円形のチョコレートケーキ「マダレナ ショコラタ」やロールケーキ「ブラッソ デ ショコラタ」、スティックタイプの「ケーク」、5cm角ほどのスクエアケーキなどがあります。
チョコレートケーキ(マダレナ ショコラタ)
スペイン製の上質なダークチョコレートクーベルチュールとカカオパウダーが贅沢に使われたチョコレートケーキ(マダレナ ショコラタ)です。カカオ風味が豊かで、甘ったるくなく後味すっきりでとても美味しい。
シックなボックス入り。
ケーキ自体は130gと小さめで、2人分くらいかな。賞味期間は約2週間です。大きなサイズ350gの「マダレナ ショコラタ グランデ」もあります。
▲栗のアーモンドケーキ「カスターニャス」
プレーンなチョコレートケーキの他には、期間限定でオレンジピールの入ったチョコレートケーキ「ナランハ」やドライクランベリー入りの「クランベリー」、りんごとアプリコットの「フルータス」、大きな栗とチョコチップの入ったアーモンドケーキ「カスターニャス」などがあります。
日持ちがするのでギフトにぴったり。小さいけれど、価値あるおしゃれなケーキです。
スティックケーキ(ケーク ショコラタ)
表面にうすく羊羹をかけたスティックケーキ(ケーク ショコラタ)です。全部で6種類。
- 和 ショコラタ……チョコレートケーキにチョコ羊羹
- 和 抹茶……抹茶ケーキに抹茶味の羊羹
- 和 フランボワーズ……チョコレートケーキにフランボワーズ味の羊羹
- オレンジ……オレンジピールを練り込んだチョコレートケーキにオレンジスライスとピスタチオをトッピング
- ストロベリーショコラ……ストロベリーケーキに苺風味のホワイトチョコ羊羹
- バタフライショコラ……アーモンドケーキにバタフライピーを使ったホワイトチョコ羊羹
こちらが、チョコレートケーキにチョコ羊羹をコーティングして金粉をあしらった「和 ショコラタ」です。
和ショコラタはスペイン製ダークチョコがしっとり味わえて正統派好み。
オレンジやフランボワーズなどは、フルーツの酸味とチョコレートがほどよく馴染んで、女性好みといった感じです。
アーモンドケーキのバタフライショコラもおいしかったですよ。
手にもって手軽に食べられるし、お皿に盛り付ければちょっとしたデザートになります。
バラでも購入できますし、3個セットや6個セットにもできます。どれも美味しいので、数種類組み合わせて食べ比べできるセットがおすすめです。
ネットから購入するには
カカオサンパカには「CACAO SAMPAKA公式オンラインショップ」があるのでほとんどそこから購入できます。
また、デパートのオンラインストアでも扱っています。特に、バレンタインやお中元お歳暮などギフトシーズンには取り扱いが増えます。
バレンタインチョコレート レポート
バレンタインデーシーズンになると、種類が増え新たな商品も登場します。デパートの特設ブースなどでも販売されますね。以前、大丸東京店のイベントで見てきた商品をもとにご紹介しますね。
ハート型タブレット
バレンタインやホワイトデーの時期に登場するのが、ハート型のチョコレートをあしらった板チョコです。板チョコの部分とハートの部分が色も味も違うのが楽しい。
ボンボンショコラ
毎年、新しいフレーバーが登場するボンボンショコラのセレクション。2022年はラズベリー味のプレート入りが登場しています。
原産地別チョコレート
カカオの産地によって異なる香りや味わいが楽しめるボンボンチョコレートです。中南米・アフリカ・南太平洋にまでわたるカカオの品揃えは、カカオ豆の輸入から手がけるカカオ サンパカならでは。繊細な違いが確認できるテイスティングチャート付きです。9カ国と16カ国コレクションとあります。
12種類のカカオテイスティングセットも男性へのプレゼントとして人気があります。詳しいパンフレット付き。味にこだわる方へのプレゼントに最適。
板チョコレート
板チョコ(ラジョレス)は各種が出ていますが、カカオニブをまぶしたタイプは男性受けしそう。ジントニックなどのフレーバーも爽やかな美味しさでおすすめ。
ハートベア
最後に、ハートベア。バレンタインには赤いハートを付けた「ハートベア カロロ」、ホワイトデーには白いハートをつけたベアが登場。職人がひとつひとつ手作りしているそうです。高さ12cmでとってもかわいい。
2020年からはスモールベアが登場。小さなサイズながら、ふわふわとした質感が表現されています。手をあげているのが「エマ」、おろしているのが「リタ」です。
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カカオサンパカ
世界で初めて幻のレアルクリオロ種カカオのチョコレート“XOCONUSCO(R)”を完成させ、スペイン王室へと献上したカカオサンパカ。
世界各地のカカオ農園からカカオ豆を輸入し、チョコレート原料を製造、熟練した職人によって奥行きのある味わいを創造。「エルブジ」のパティシエ、アルベルト・アドリア(フェランの弟)がプロデュースしたチョコレート専門店としても有名です。
人工の保存料を一切加えず、斬新なアイデアと技術によって、新しいチョコレートを作り続けているのです。フルーツやナッツ、スパイス入りなどバリエーションが豊かで、最初に味わったときはホント驚きました。
店舗は、スペインのバルセロナが本店で、マドリッドにもお店があります。
日本では、2009年に丸の内ブリックスクエアの東京店に続き、2011年3月に大阪・大丸梅田店がオープン。カフェもあり、ホットチョコレートやソフトクリームが楽しめます。
なお、かつては東京・青山店(2010年11月〜2015年)、金沢店(2014年12月〜2018年3月)、東京・西武渋谷店(2018年9月〜2022年2月)もありました。
2021年4月26日、チョコレートとスペインワインのニューコンセプトショップが、神戸・エキゾ神戸三宮ビル1Fにオープン。
オリオールバラゲ
「エルブジ」のデザートシェフを経て独立し、デザート界のピカソとも言われるオリオール・バラゲのチョコレートは、宝石のようであり、アートのようでもあります。
代表的なのは、カカオ豆の形のチョコレート。一目見たら忘れられない美しさは、フォルムもさることながら、その表面。まるで、漆塗りや陶磁器、いぶし銀のような質感に仕上げてあるのです。艶といい、輝きといい、食べてしまうのがもったいないほどです。
フレーバーは多種多様で、フルーツ・洋酒系はもちろん黒トリフ、サフラン、トゥロンなどのほか、コレクション日本では、わさび、抹茶、大豆、柚子といった風味にも挑戦しています。
口に入れたとたんに広がる上品な味と香り、とろけるような舌触り。独特のこっくりとした味わいは、並のチョコレートでは体験できません。
日本では、かつて東京・白金台に直営店があり(2004年11月19日~2010年3月22日まで営業)その後は、セレクトショップでの通販がありましたが、現在、取り扱いはないようです。(2015年)
▶「oriolbalaguer」サイト(英語・西語・カタラン)