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ショップジャパンのミラクルカットは、よく切れる包丁らしい。
それだけの認識で、どんな包丁かも確認せずに、野菜の飾り切りがきれいにできたらいいなあ、切れすぎても怖いよ、怪我をしないようにしないとな〜などと思いながら、商品が届くのを待っていました。
数日後、商品が届き、包丁を取り出してびっくり。
波刃というのでしょうか、刃がギザギザののこぎり状じゃありませんか。まるでパン切りナイフのよう。
表面には不思議な模様がプリントされているし、これがよく切れる包丁なんでしょうか。
早速、ショップジャパンの商品ページをのぞいてみると、そこにはパイナップルやメロン、トマト、アボカド、肉などを、この波刃でスパスパと豪快に切っている動画が……。
なるほど、そういうことなのね。
ミラクルカットは、シャープな切れ味というより、硬いものはスパッと切り、柔らかなものは潰さずに、それらが混じったものもスムーズに切ることができる、マルチに使える包丁だったのです。
よく見ると、波刃は均等ではなく、大小のうねりの繰り返しになっています。刃はステンレス鋼で、ドイツ開発のウェービングシャープテクノロジーにより、約2.8mmの大小交互の波刃にしているそうですよ。
包丁全体の80%以上を鋭角にしたテーパー加工によって、抵抗が少なくスムーズに刃が入るのだとか。
裏側には模様はありません。ドイツのジーニアス社のロゴ「genius」が入っています。
全体のサイズは、約325mm×50mm。刃渡り202mm。手の小さなわたしにはちょっと大きめかな。
我が家で愛用しているヘンケルスの三徳包丁(刃渡り180mm)と比べると、このとおり。
持ち手のハンドルはシリコン製で、すべりにくく握りやすい形。持った感じは悪くないです。
しかしまあ、なんといっても独自の波刃ですよ。三徳包丁の普通の刃と比べると、波刃の形状がよくわかります。
このような刃ですから、皮をむいたり切ったりすると食材の断面にうっすらと筋が残る場合があります。
ちょっと見えにくいですが、りんごの皮をむいたときの表面です。
では、他にもいろいろ切ってみましょう。
トマトはもう素晴らしくいい切れ味です。特に皮つきのまま切ろうとすると、いつもの三徳包丁では刃がすべってうまく切れなかったりするのですが、ミラクルカットならすっと刃が入ります。
というか、まず刃が引っかかり手前にひくとすうっと切れるんです。2mm厚さのスライスも気持ちいいほどに切れました。
くるくると巻いてトマトのバラもあっという間にできあがり。
大きなカボチャ1玉もスパっと切れるかというと、やはりそこはコツがいるというか、切り慣れていないので力がいりました。
が、いつも扱うサイズ(半分)にしたら、あとは少しの力でサクサクと切れました。ヘンケルスの三徳包丁よりもラクに切れます。
鶏もも肉などは、肉は切れても皮や筋などはゴリゴリしないと切れないのですが、これまたすっと切れました。
外がかためで中がふわふわのバゲットパン。これは普通の三徳包丁では無理で、パン切りナイフを使っています。普通の刃の場合、皮の部分ですべってしまうんですよね。
でも波刃のミラクルカットなら、パン切りナイフ同様に切れます。
焼きたての食パンもすうっと切れます。普通刃の三徳包丁じゃ、こうはいきませんからね。
チーズやサラミなどの具がのっているピッツアは、普通の包丁でもパン切りナイフでも切りにくいんですよね。だから専用のカッターがあるくらい。
でも、ミラクルカットなら難なく切れました。具もよれず生地の断面もきれいです。
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ミラクルカットには、小さめのペティナイフもあります。刃渡りは127mm。三徳包丁と同様に波刃になっています。
フルーツの皮をむいたり、切ったりするのに便利です。
パンやローストビーフなども切れるので、テーブルでの使用も抵抗ありません。
ミラクルカットを使っている間、パン切りナイフの出番はありませんでした。
見ての通り、同じ波刃でもパン切りナイフとミラクルカットとでは刃のギザギザ具合が少し違うんですよね。
このちょっとの差が、肉や野菜はもちろんパンまで切ってしまうミラクルな切れ味を生み出しているのでしょう。
三徳包丁のミラクルカットがあれば、パン切り専用ナイフはもういらないかな。
包丁差しのパン切りナイフをミラクルカットに入れ替えて、どんな食材もどんと来い!の気分です。
(商品提供:ショップジャパン)
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