サランゴーリョ
ズッキーニの卵炒め
スペインのムルシア地方は野菜の生産が盛んな地域。そのムルシアのサランゴーリョ(Zarangollo)です。ズッキーニを卵と炒めただけのシンプルな料理で、そのままタパスとしていただいたり、前菜やメインの付け合わせにしたり。白ワインとよく合います。
材料
【2人分】
- ズッキーニ……1本
- 玉ねぎ……1/2個
- にんにく……1片
- 卵……1~2個
- オリーブオイル……大さじ1
- オレガノ……小さじ1/2
- こしょう……少々
- 塩……適量
<あしらい>
- パセリ、パンなど
作り方
- ズッキーニ、玉ねぎは皮をむき、1cm角に切る。にんにくはみじん切り。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎがしんなりしたら、ズッキーニを加えて炒め合わせ、蓋をして弱火でじっくり15分程度蒸し焼きにする。
- 塩、こしょうで味をつけ、オレガノをふったら、溶き卵を入れて、全体を混ぜ合わせる。
- 皿に盛って、パセリをのせ、パンを添える。
ポイント&ヒント
オレガノが入ると爽やかなスパイシー感でパンやワインに合いますが、なければ黒こしょうだけでも。オレガノをかつお節にして、お醤油をたらせば、一気に日本のお総菜に変身。ご飯や日本酒とよく合います。
ジャガイモ入りサランゴーリョ
じゃがいもを入れたサランゴーリョもよくあるパターンです。
じゃがいもはズッキーニと同じ大きさに切って、弱火でじっくり蒸し焼きにします。煮崩れるぐらいまで。卵の量もお好みで…。
ソースの上にセルクルで丸く盛りつけると、ちょっとおしゃれな前菜になりますね。
ズッキーニの液が付いたら酢で洗う
新鮮なズッキーニの場合、皮をむいているそばから、ぶわっと液が湧いて出てきて、それが手や包丁につくと、洗ってもなかなかとれず、糊でもはりついているようになることがあります。そんなときは、酢で洗うときれいに落ちます。