セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

たらのブニュエロ

鱈入りのポテトの揚げ物

たらのブニュエロ(Buñuelos de bacalao)です。つぶしたポテトの中にたらの身を混ぜて揚げた物。まるでスペイン風がんもどきのよう。ふんわり柔らかな食感で、ワインやビールのつまみにぴったりです。お好みによりアリオリソースをつけてどうぞ。

材料

【2〜3人分】

  • 生たら……1切れ(100g)
  • 白ワインまたは酒……大さじ1
  • じゃがいも……2個(200g)
  • にんにく……1/2片
  • 卵……1個
  • 薄力粉……大さじ1
  • 塩、こしょう……少々
  • 刻みパセリ……大さじ1
  • 揚げ油……適量

作り方

  1. 生たらは、塩・こしょうをして白ワインをふりかけ、電子レンジで蒸す。皮と骨をとって、身をほぐしておく。
  2. じゃがいもとにんにくを茹でてつぶし、鱈の身をまぜ、卵の黄身、薄力粉、刻みパセリも加えて、塩で味をととのえる。
  3. 卵白を泡雪のように泡立て、(2)にさっくりと混ぜ合わせたら、スプーンですくって、中温の油で揚げる。

ポイント&ヒント

「たらのブニュエロ」は「tapas(タパス) 」(ジョセップ・バラオナ・ビニェス著)に載っていたものです。それを参考に生鱈で作ってみたら、おいしくて感激。本書では、本格的に塩漬け干しだら(バカラオ)を使い、じゃがいもと一緒に茹でて作るレシピになっています。

▲ 泡立てた卵白が入っているので、外はかりっ、なかはふんわりしています。

お菓子のブニュエロ

ブニュエロには、甘いお菓子のブニュエロもあります。小さな揚げシューで、なかにカスタードクリームや生クリーム、マロンクリーム、チョコレートクリームなどが入っています。

11月1日の諸聖人の日に食べる習慣があり「風のブニュエロ」とか「修道女のため息」などと呼ばれています。

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