パタタス・ブラバス
ソースが決め手のフライドポテト
フライドポテトやローストポテトにブラバスソースをかけたパタタス・ブラバス(patatas bravas)。ブラバスソースはトマトやパプリカなど赤い野菜をベースにしたソースで、ピリ辛仕立てが人気です。アリオリソース(にんにくマヨネーズ)を添えてどうぞ。バルでおなじみのタパスです。
材料
- じゃがいも……2個
- 揚げ油……適量
<ブラバスソース>
- サルサ・デ・トマテ(トマトソース)※……100g
- 水……100ml
- コンソメ顆粒……小さじ1/2
- 赤ワイン……大さじ1
- パプリカ……小さじ1
- ウスターソース……大さじ1
- ペッパーソース(タバスコ)……少々
- 塩、こしょう……少々
作り方
- 鍋にソースの材料をすべて入れて、塩・コショウで味をととのえながら煮詰める。
- じゃがいも皮をむき、乱切りにして、弱火でじっくりと素揚げにする。
- じゃがいもにソースかける。お好みでマヨネーズを添える。
ポイント&ヒント
なめらかなソースにしたい場合は、ブレンダーやミキサーにかけてから、鍋で煮詰めます。
スペインのバルでは、ブラバスソースとともにアリオリソース(にんにく風味のマヨネーズ)がかかっていることがあります。それを混ぜ合わせて食べるとさらに美味しい! ので、最後にマヨネーズをかけるのがおすすめです。
※サルサ・デ・トマテ(トマトソース)がないときは…
サルサ・デ・トマテは、トマトソースです。作り置きしておくと便利です。
サルサ・デ・トマテが無いときは、鍋にオリーブオイル(大さじ1)、にんにく(1片)、玉ねぎ(1/2個)、トマト(1個)をすべてすり下ろしたものを入れて煮て、さらにブラバスソースの材料を足して作るといいでしょう。
即席ブラバスソースでも…
一番簡単なブラバスソースは、ケチャップをベースに、ペッパーソース(タバスコ)やウスターソースなどを混ぜ合わせて作るというもの。
でも、この料理はソースが決め手なので、オリジナルなソースにこだわりたいですね。隠し味として、お醤油、アンチョビペースト、各種スパイス、お酒など入れても。
モダンなパタタス・ブラバス
おしゃれなバルに行くと、モダンなパタタス・ブラバスに出合うことがあります。筒のような形のフライドポテトにブラバスソースを詰めたものです。1口サイズなので、ピンチョスのようにつまんで食べられます。
作り方は、まずじゃがいもを皮つきでまるごとゆで、冷めたら、2.5cmの厚さに切って、直径3cmのセルクル(円形の抜き型)で抜きます。さらにソースが入れられるよう、中央にくぼみを作って油で揚げます。揚がったら、軽く全体に塩をして、ブラバスソースをくぼみに詰め、上からアリオリソースをのせます。
型で抜いた後に残ったじゃがいもは、ポテトサラダやスープに利用してくださいね。
【PR】あるといいかも、ピンチョス楊枝
スペインのひらべったい楊枝。ピンチョスによく使われますが、パタタス・ブラバスなどのタパスにも、2〜3本させば、一気にバルの雰囲気が演出できますよ。