ツナのピンチョス
ツナ缶で作るバスク風オープンサンド2種類
各種タパスを薄切りパンの上にのせたり、串にさしたものをピンチョス(Pintxos)といいます(ピンチョとは針、楊枝の意)。バスク地方のバル発祥のフィンガーフードです。具は何でもいいのですが、今回は2種類のツナディップをのせてみました。
材料
【2人分(2種×3個)】
- ミニバゲットパン……1/2本
- サニーレタス……2枚
- ツナフレーク……1缶(80g)
- アンチョビフィレ……3~4片
- スタッフドオリーブ……6個
- にんにくすりおろし……少々
- プチトマト……3個
- 卵……1個
- 焼きパプリカ(またはピキージョ)……1/4個
- マヨネーズ……小さじ1
- 白こしょう……少々
作り方
- バゲットパンは1cmの厚さに切っておく。
- すり鉢に、あらく刻んだアンチョビ2片、オリーブ2個、にんにくすりおろし、ツナフレークを入れ、粘りがでるまでよくすりつぶし、ツナペーストを作る。(1/2に分け、残りは卵を混ぜる用にする)
- バゲットパンにサニーレタスを敷き、ツナペーストを盛ったら、その上から、楊枝に刺したオリーブ、アンチョビフィレ、ミニトマトを立てる。
- 残り1/2のツナペーストに、炒り卵、マヨネーズ、白こしょうを合わせて、よくすり混ぜる。
- バゲットパンにサニーレタスを敷き、(4)を盛ったら、その上から楊枝に刺したオリーブと焼きパプリカを立てる。
ポイント&ヒント
ツナ缶はオイルごと使います。ノンオイルの場合は、オリーブオイルを少し加えるといいでしょう。
卵は、炒り卵ではなく、ゆで卵にして混ぜてもいいですね。
アンチョビを入れると、お酒のおつまみにはいいのですが、苦みや塩辛さがあるので、お子様向きではないかもしれません。アンチョビやにんにくを抜いて作ると、まろやかで食べやすくなります。
焼きパプリカの作り方(少量の場合)
パプリカ1個を4等分に切って、アルミホイルを敷いたグリルで皮が真っ黒になるまで焼き、そのままホイルに包んで3分ほど蒸らし、皮をむきます。
焼きパプリカは、おつまみの他、オイル煮やマリネ、煮込み料理など多くのスペイン料理に使われます。残ったら、ラップに包んで冷凍しておきましょう。次回、流水で解凍すれば、すぐに利用できます。
ピキージョ
「焼きパプリカ」ではなく、ピキージョならよりスペインぽくなります。ピキージョは、スペインの赤ピーマン(ピキージョ種)を炭火焼きにして薄皮をとり水煮にしたもので、輸入食材店などで販売されています。