薔薇の花みたいなバラ餃子

最近話題の薔薇餃子。より薔薇の花っぽくするために、鶏ミンチに辛子明太子を入れた肉あんで、バラ色を目指してみました。中身はなんでもOK。作ってみてくださいね。
■■■目次■■■
バラ餃子の作り方

主な材料は、餃子の皮(大判)24枚と鶏ミンチ肉、辛子明太子、白ねぎ、青じそです。バラ餃子1個につき、餃子の皮3枚を使うので8個分です。

まず、鶏ミンチ肉に、ほぐした辛子明太子、みじん切りの長葱、片栗粉、調味料(塩、こしょう、醤油)を入れて混ぜあわせ、肉あんを作ります。

肉あんを8等分にして、だいたいの量のめやすをつけておきます。

まな板に餃子の皮を、端が少し重なるようにして3枚並べ、皮が重なった部分には水をつけて皮同士をくっつけます。
その皮の中央に肉あんを細長く並べます。

手前側の皮をすこし短めにして半分に折りたたみます。

端からくるくると巻いていきます。巻き終わりの皮には、水をつけて崩れないようくっつけます。

餃子を立て、外側の皮をバラの花びらのように反らせて全体を整えます。これを8個作りますよ。

フライパンにサラダ油をひいて餃子を並べ、底に少し焼き目がつく程度に軽く焼きます。

水200ml注いで蓋をし、蒸し焼きにします。餃子同士がくっつかないように間隔をあけておきましょう。

水がなくなったら、仕上げにごま油をまわしかけて、さらに1分ほど焼きます。

お皿に青じそを敷き、バラ餃子を並べて盛りつけ、ポン酢を添えて出来上がり。バラの花束みたいに見えるかな?
ナイフ&フォークが食べやすい

バラ餃子の底はこんな感じ。ふふ、おいしそ〜。

ポン酢をつけていただきまーす。でも、このままでは大きすぎて食べにくい。

そんなときはフォークとナイフ。4等分くらいに切り分けて食べるとちょうどいいですよ。適当に青じそを巻きながらね。

断面はこんな感じ。ほんのりサーモンピンクで薔薇色に近いといえば近いけど、味はあっさりと淡泊です。青じそを巻いて、ポン酢をつけてちょうどいいくらい。
色にこだわらなければ、普通の豚ひき肉で作る肉あんのほうが美味しいかな。肉は加熱すると白っぽくなるので、色目もさほどの差はないんですよねえ。

ちなみに、これが(↑)豚ひき肉で作った薔薇餃子。か、かわらない?(汗)
レシピと余り物アレンジ

余ったバラ餃子は、翌日のおでんに入れました。仕上げにちょっとおでんだしで温める感じ。鍋が華やかになって、これはこれで良かったですよ。
水餃子っぽくスープに入れてもいいかもしれませんね。
鶏ひき肉に明太子を入れた肉あんは、いつもはレンコンの挟み揚げに入れてるものです。れんこんに挟んで青じそを巻いて揚げるとうんまい。
あと、刻み青じそを練り込んで団子状にして、変わり鶏つくねとして鍋に入れたり、つみれ汁にしたり、焼いたり、煮たり、揚げたりね、万能です。
万能なので、薔薇餃子にも入れてみたわけで…。いろいろお試しくださいね。
バラ餃子(明太子入り鶏肉あん) レシピ
【材料】2人分(8個)
- 餃子の皮(大判)……24枚
 - サラダ油……小さじ1
 - ごま油……大さじ1
 - 水……200ml
 
- 青じそ……8枚
 - ポン酢……適量
 
<肉あん>
- 鶏ミンチ肉……120g
 - 辛子明太子……60g
 - 白ねぎ……1/3本(30g)
 - 片栗粉……小さじ1
 - 醤油……小さじ1
 - 塩、こしょう……少々
 
【作り方】
- 白ネギはみじん切り、辛子明太子はほぐして、鶏ミンチ肉、片栗粉、塩、こしょう、醤油をまぜて肉あんを作る。
 - 餃子の皮を端が少し重なるようにして3枚並べ、重なった部分は水でぬらしてくっつける。
 - 皮の中央に肉あんを細長くのせて、上下半分に折りたたみ、端からくるくると巻いて、最後は水でぬらしてくっつける。全体を薔薇の花のように整える。
 - フライパンにサラダ油をひき、(3)を並べて火にかけ、少し焼き目がついたら、水200ml注いで蓋をし、蒸し焼きにする。
 - フライパンの水がなくなったら、ごま油をまわしかけてさらに1分ほど焼く。
 - お皿に青じそを敷き(5)を並べ、ポン酢を添える。
 
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