セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

王室ゆかりの海外ブランドの展示2012

更新 2012年 公開

毎年2月、東京ドームで開催されているテーブルウェア・フェスティバルの2012年のレポートです。

テーブルウェアフェスティバル開催20周年を記念した特別企画は「華麗なるモナコ」。それに関連して王室にゆかりのあるブランドが並びました。

ここではそれら特別企画の展示を紹介しています。

■■■目次■■■

2012年の展示概要

王室ゆかりの海外ブランド

日本の洋食器「ノリタケ、大倉陶園」&レイノー

日本のうつわ 輪島塗、有田焼 ほか

著名人の食空間コーディネート

コンテスト入賞作品その1

コンテスト入賞作品その2

コンテスト入賞作品その3

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特別企画「華麗なるモナコ」とロイヤルブランド

会場は混み合っていましたが、テーブルまわりは別世界。優雅でラグジュアリーな空気に包まれていました。食器はもちろん、それにあわせたクロスやお花などのテーブルコーディネートにもうっとり。展示は以下のロイヤルにゆかりのあるブランドでした。

  • マニファクリャード モナコ
  • ロイヤルクラウンダービー
  • ロイヤルアルバート
  • エインズレイ
  • ニュンヘンベルク
  • ロイヤルコペンハーゲン
  • アウガルテン

20周年特別企画「華麗なるモナコ」「~グレースケリーとコート・ダジュール~」より

マニファクチャード モナコ

グレースケリーカップ モナコ

グレースケリーカップ モナコ アップ

▲ グレースケリーカップ モナコ(マニファクチャード モナコ)

テーブルウェアフェスティバル開催20周年を記念して販売されたモナコ謹製カップ&ソーサー。世界限定300個。特別価格17,000円。シリアルナンバー付きで、会場のみで販売されました。

皿

▲ ふちに散りばめられているのはスワロフスキー。

皿

▲ モナコ公国の元首アルベール2世公とシャルレーヌ大公妃のロイヤルウエディング(2011年7月)で実際に使用されたディナープレート。

コレクション

▲ アルベール2世公とシャルレーヌ大公妃の結婚(2011年7月)を記念して、マニファクチャードモナコ社で制作されたオフィシャルコレクション。

カリプソ(マニファクチャード モナコ)全体

カリプソ(マニファクチャード モナコ)アップ

▲ カリプソ(マニファクチャード モナコ)

赤い珊瑚に、海の生物(ヒトデ、タツノオトシゴ、貝、タコなど)などが描かれています。

シーライフ (マニファクチャード モナコ)全体

シーライフ (マニファクチャード モナコ)アップ

▲ シーライフ (マニファクチャード モナコ)

お魚や海草、泡が描かれて海中のイメージ。

ディーライン (マニファクチャード モナコ)

▲ ディーライン (マニファクチャード モナコ)

ゴールドの装飾を施しつつ、磁器の素地を生した作りになっています。

クリスタル・ウエディング (マニファクチャード モナコ)全体

クリスタル・ウエディング (マニファクチャード モナコ)部分

▲ クリスタル・ウエディング (マニファクチャード モナコ)

1400以上のクリスタルが散りばめられています。きれい。

ブレスレット OR (マニファクチャード モナコ)全体

ブレスレット OR (マニファクチャード モナコ)部分

▲ ブレスレット OR (マニファクチャード モナコ)

24Kの縁取りにスワロフスキー。

ルフィル (マニファクチャード モナコ)

▲ ルフィル (マニファクチャード モナコ)

24Kゴールドがゴージャス。

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特別企画「ロイヤルに愛された器たち」より

ロイヤルクラウンダービー

ウィリアム王子御成婚記念のプレート

▲ ウィリアム王子御成婚記念のプレート(ロイヤルクラウンダービー)

チャールズ皇太子&ダイアナ妃 御成婚の蓋付花瓶

▲ チャールズ皇太子&ダイアナ妃 御成婚の蓋付花瓶(1981)(ロイヤルクラウンダービー)

ロイヤルアントワネット(ロイヤルクラウンダービー)テーブル

ロイヤルアントワネット(ロイヤルクラウンダービー)カップのみ

▲ ロイヤルアントワネット(ロイヤルクラウンダービー)

アリーアントワネット妃の名がつけられているとおり、フランス ブルボン王朝の華麗さを今に伝える逸品。1959年の発表ながら、デザインの源は18世紀に遡る。エリザベス女王の公邸のひとつウインザー城では、このロイヤルアントワネットが朝食に使われています。

エイビスプラチナ(ロイヤルクラウンダービー)全体

エイビスプラチナ(ロイヤルクラウンダービー)部分

▲ エイビスプラチナ(ロイヤルクラウンダービー)

緻密に描かれた東洋的な鳥や雉は、18世紀のタペストリーの刺繍から用いられたと伝えられています。

タイタニック(ロイヤルクラウンダービー)テーブル

タイタニック(ロイヤルクラウンダービー)お皿のみ

▲ タイタニック(ロイヤルクラウンダービー)

豪華客船タイタニック号のレストラン「アラカルト」で使われていた食器の復刻版。月桂樹を花輪のように配したエレガントなデザイン。

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ロイヤルアルバート

100イヤーズコレクション(ロイヤルアルバート)

▲ 100イヤーズコレクション(ロイヤルアルバート)

ロイヤルアルバートの100年を越える歴史の中から、各時代の代表的なデコールを復刻したコレクション。展示は1950年代以降のもの。

ローザ(ロイヤルアルバート)テーブル

ローザ(ロイヤルアルバート)カップ

▲ ローザ(ロイヤルアルバート)

ウィリアム王子とキャサリン妃が御成婚された2011年に発表された最新ボーンチャイナコレクション。

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エインズレイ

バタフライ ティーカップ&ソーサー(エインズレイ)

▲ バタフライ ティーカップ&ソーサー(エインズレイ)

1931年メリー女王からのご用命により納められた、蝶がチューリップにとまっているようなデザインのカップ&ソーサー。意匠登録後、フォルムをややアレンジして商品化。限定生産品。

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ニュンヘンブルグ

バーバリアンロイヤル(ニュンヘンブルグ)

▲ バーバリアンロイヤル(ニュンヘンブルグ)

1918年、バイエルン王国最後の王であるルートヴィッヒ3世の金婚式パーティーのために制作されたシリーズ。夫婦50年間の思い出の風景が描かれています。

パール(ニュンヘンブルグ)テーブル

パール(ニュンヘンブルグ)部分

▲ パール(ニュンヘンブルグ)

ニュンヘンブルグを代表するベストセラーシリーズ。縁の装飾が真珠のようであることから「パール」と呼ばれています。1793年に制作され、100年以上にわたってバイエルン王家に王を輩出しつづけた名門ヴィッテルスバッハ家だけに使用が許されました。

フラワーズ オブ ライフ(ニュンヘンブルグ)テーブル

フラワーズ オブ ライフ(ニュンヘンブルグ)カップ

▲ フラワーズ オブ ライフ(ニュンヘンブルグ)

1932年に制作されたロータスシリーズに、2011年、新たに繊細な花柄を施して現代風に生まれ変わりました。手描きならではの線画が芸術的。

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ロイヤルコペンハーゲン

MIX MATCH STYLE(ロイヤルコペンハーゲン)

▲ MIX MATCH STYLE(ロイヤルコペンハーゲン)

定番のブルーフルーテッド ブレインをルーツにした様々なパターン(ブルーフルーテッド メガ、ホワイトフルーテッドなど)を組み合わせたテーブル。

フローラ・ダニカ & ホワイトエレメンツ (ロイヤルコペンハーゲン)テーブル

フローラ・ダニカ & ホワイトエレメンツ (ロイヤルコペンハーゲン)皿

▲ フローラ・ダニカ & ホワイトエレメンツ (ロイヤルコペンハーゲン)

デンマークで活躍するデザイナー、ルイーズ・キャンベルとのコラボにより誕生した「エレメンツ」。鋸歯状にカットされた縁のデザインは、220年の歴史をもつ「フローラ・ダニカ」からアレンジされたもの。

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ウィーン磁器工房 アウガルテン

マリア・テレジア(ウィーン磁器工房 アウガルテン)テーブル

マリア・テレジア(ウィーン磁器工房 アウガルテン)ティーポット

▲ マリア・テレジア(ウィーン磁器工房 アウガルテン)

マリア・テレジアに敬意を表し、当時、皇室の狩猟の館であったアウガルテン宮殿のディナーセットとしてこのシリーズが贈られ、女帝の名がつけられました。

インペリアル ガーデン(ウィーン磁器工房 アウガルテン)テーブル

もインペリアル ガーデン(ウィーン磁器工房 アウガルテン)部分

▲ インペリアル ガーデン(ウィーン磁器工房 アウガルテン)

マリア・テレジアが約15年の歳月をかけてシェーンブルン宮殿に建設したオランジェリー(植物園)をイメージして制作されました。

マリー・アントワネット(ウィーン磁器工房 アウガルテン)全体

マリー・アントワネット(ウィーン磁器工房 アウガルテン)ポット

▲ マリー・アントワネット(ウィーン磁器工房 アウガルテン)

マリー・アントワネットが好んだ淡いブルー。その青系と金でまとめられたネオクラッシック様式の名品です。

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