ごまと麦入りの黒豆ごはん
黒豆ごはん、美味しそうだけど、豆は水で戻さないといけないから面倒そうで…。いえいえ、いきなり黒豆を入れて炊いてこそ、美味しい黒豆ごはんになるんです。
黒豆ごはんを作る
白米を炊くときに、洗った黒豆を入れるだけなのですが、それだと1行で終わってしまうので、最近はまってる「ごまと麦入りの黒豆ごはん」をご紹介しますね。
2人分の黒豆ごはんの材料です。米(1合)、米粒麦(大さじ1)、煎りゴマ(大さじ1)、 新物の黒豆(50g)、塩(小さじ1/4)。
黒豆は秋に収穫して1年以内の新ものです。前年収穫のひね豆でも大丈夫だろうとは思うけど、使ったのが新豆なので…。
米粒麦は、麦を半分にして米粒のように加工した大麦です。ぷちぷちした食感がいいんですよね。プチプチ感が黒豆のもにょっとした食感を引き立てるんですよ。そう、いきなり炊飯器で炊いた黒豆は、ほっこりじゃなくて「もにょ」とか「ぐにょ」なんです。
米粒麦じゃなくても押し麦でももち麦でもいいし、雑穀でもいいです。無ければ無くても大丈夫。
まず、お米を洗って炊飯釜に入れて通常の水を入れます。米1合なら同じカップで1杯(180ml)。それに、米粒麦を振り入れます。
洗った黒豆50g。一握りほどですね。
煎りゴマを大さじ1。煎りゴマは後から混ぜてもいいのですが、もう一緒に炊いてしまいます。そして、塩をひとつまみ。塩加減はあとから調節できますから、適当にぱらりです。
最後に追加の水を大さじ1。黒豆と米粒麦の分ですね。でもって、炊飯スイッチオン! 普通炊きで大丈夫です。
出来上がりました。黒豆からアントシアニンが出てご飯が赤くなってますよね。ちょっとまだらですけれど。
まぜるとお赤飯みたいになります。おいしそ〜。
美味しいんです。この黒豆が、もにょ、ぐにょっとした食感で豆の旨みがぎゅっと詰まってて。それに煎りゴマと米粒麦のプチプチが後押しし、噛むごとにごまの香ばしさが弾けます。
ほんのり塩味。いや〜、たまらん。おかずなんてなくても、これだけでぱくぱく食べられますよ。
ちなみに、黒豆を水で戻してから炊いた黒豆ごはんがこちら↑。黒豆がふっくらして美味しそうですが、柔らかすぎてわたしとしてはちょっと物足りないんですよね。やっぱり、もにょ、ぐにょっとしていないと。味もなんだかふわ〜っとした感じで…。
とはいえ、これは好みですからね。水で戻して使ってももちろん美味しく出来上がります。新物じゃなければ、戻したほうがいいかもしれませんし。
黒豆ごはん レシピ
【材料】2人分
- 米……1合(150g)
- 黒豆……50g
- 米粒麦……大さじ1
- 煎りゴマ……大さじ1
- 塩……小さじ1/4
【作り方】
- 米を洗って通常通りの水分量で炊飯釜に入れる。
- 米粒麦、洗った黒豆、煎りゴマ、塩をふり、水(大さじ1)を加えて炊く。
煮豆にするほどじゃないけど、黒豆(乾燥)が残ってるというとき、作ってみてくださいね。いや、このためだけに黒豆買ってきてもいいくらいですよ。
実は、ご近所さんから「黒豆ごはん」にすると美味しいよって、昨年の秋にとれた新物の黒豆をくださって、作ってみたら本当に美味しくて…。なので、黒豆は差し上げられませんが、黒豆レシピのお裾分けです。
黒豆っておいしいね。ごちそうさまでした。