バジル温麺を7種の食べ方で…
はたけなか製麺のバジル温麺。正しくは「バジルを練り込んだ薫りたつ温麺」というのですが、これがちょっと癖になるおいしさで、この夏、はまってしまいました。
青じそにも似たバジル風味なので、和風にも洋風にも使えるのです。私が試した7種の食べ方をご紹介しますね。
【追記】現在バジル温麺は、販売されていないようです。再販を願いつつ、以下ご参考までにどうぞ。
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バジル温麺は新感覚の万能麺
バジル温麺というのは、白石温麺(うーめん)で知られるはたけなか製麺が、セコムで栽培した生バジルを練り込んで作った温麺のこと。
袋をあけると、ふわっとバジルの香りが漂い、緑がかった麺が現れます。麺のところどころに青のりのような細かなバジルも見られます。
そうめんとの違いは、油を使用せずに仕上げられていて、長さが9cmと短いこと。短いので扱いやすく、食べやすいんですね。
ゆで時間は2分半程度。あとは、めんつゆでザルでも汁でも、冷たくしても温かくしても、なんでもいけます。
もともと白石温麺は、つるんと喉ごしのよい極細うどんのような味わいなのですが、このバジル温麺は、その良さを保ちつつバジル風味なんです。
バジル好きとしては、そこに、はまる!
まず、やってみたのが、バジル温麺を茹でた後、冷水できゅっと引き締めて、めんつゆをかけただけのぶっかけ。
これがね、うまい。
オリーブオイルを垂らしたら、さらにうまい。粉チーズをふりけたら、もっとうまい。バジリコスパゲティとは違った、まさに新しい感覚のおいしさが体験できたのです。
添付のしおりにも、塩で、つゆで、サラダで…と食べ方が紹介されており、様々な食材や調味料と相性がよく、アレンジ次第で多彩な味わいが楽しめると書かれていました。
これは、試してみなくては…!
和風だしの温かな汁で
市販のめんつゆをかけ用にうすめ、ゆでたバジル温麺を入れ、青ネギと刻みあげをのせていただきます。七味をきかせて…。
普通の食べ方だけど、和風のつゆと合うんですよねえ。つるんと淡泊な温麺とは違って、まるで蕎麦のように麺自体の味が楽しめました。
ソパデアホの温かなスープで
洋風はコンソメやコーンスープなどなんでも良さそうだったのだけど、わたしが作ったのは、にんにくスープ「ソパデアホ」。
【作り方】オリーブオイルで薄切りのにんにくとバゲットパンを炒め、パプリカパウダーとコンソメ顆粒を入れて水を注ぐ。沸騰したら、塩で味をととのえ、溶き卵を流し入れパセリを散らす。丼にゆであげたバジル温麺を入れ、スープをかける。
これはいけます。以前から、ソパデアホにうどんを入れて食べていたので、想定内。
うどんよりもおいしいです。バジル+にんにく+オリーブオイル。合わないわけはないですね。
ガスパチョの冷たいスープで
冷たいスープもいってみましょう。冷製トマトスープのガスパチョ。
【作り方】ハンドブレンダー用の容器にトマト、きゅうり、パプリカ、ピーマン、ワインビネガー、パプリカパウダー、にんにく、オリーブオイル、塩を入れて、ハンドブレンダーでかき混ぜる。めんつゆか醤油を加えて味をととのえる。ゆでて水でしめたバジル温麺にかけるか、つけ麺風にして食べる。
これも合います。トマトとバジルだもの言わずもがな。このためにガスパチョを作るというより、ガスパチョを多めに作って、残りを利用するといいかもしれませんね。
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巻いて揚げてカダイフ風に
バジル温麺を巻いて揚げるという手もありました。カダイフの代わりにバジル温麺を使うのです。
これは、セコムの商品ページで紹介されていたのを参考にさせていただきました。そこではホタテにまいて揚げて、海苔ソースでいただくというレストラン仕様だったのですが、わたしは海老を使い、アンデスの紅塩で食べるスタイルにしました。
【作り方】ブラックタイガーの皮をむき、背わたをとって、小麦粉をまぶす。ゆでて水を切っておいたバジル温麺を全体に巻き付ける。170度の油でからっと揚げる。紅塩を添える。
これも麺がパリパリでおいしい。変わり揚げとしてボリュームもあって、バジル温麺だからこそ味わいのある衣になっています。
単純に揚げ麺にして、八宝菜みたいなのをかけて、あんかけにしてもいいかも。
炒めてペペロンチーノ風に
揚げていいのなら、炒めてもいいんです。いつもは中華麺で「バジリコ焼きそば」としてバジルをふりかけて作るのを、バジル温麺で作ってみました。
【作り方】フライパンに、にんにくと唐辛子、オリーブオイルを入れて熱し、オイルに香りを移したら、かためにゆでたバジル温麺を入れて炒める。ナンプラと塩・こしょうで味をととのえ、パセリのみじん切りを散らす。
豆腐で和えてクリームパスタ風に
クリームパスタ風もよかろうかと、くみ上げ湯葉風豆腐クリームで和風に仕上げてみました。うん、うん。わさびを添えてもうまーい。
【作り方】水切りした絹豆腐にオリーブオイルと塩を入れて、ハンドブレンダーかすり鉢ですって豆腐クリームを作る。ゆでて水でしめたバジル温麺とえだまめを豆腐クリームで和える。好みでお醤油を少したらし刻みのりをのせる。
▶くみ上げ湯葉風豆腐クリームの詳しいレシピ(レシピ&グルメノート)
サーモンとチーズでパスタサラダ風に
麺の量を抑えて、パスタサラダ風もいいよね。
と、スモークサーモンとクリームチーズときゅうりを和えて、オリーブオイルとレモン汁をきゅっ。塩と白胡椒をぱらっ。
スパークリングワインと合うな~。バジル温麺がいい具合に全体をまとめてくれます。ハムやツナ缶などを使ってもいいですね。
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バジル温麺はメインでも脇でも使いたい
こうして7パターン作ってみて思うのは、麺料理としてメインにもなるし、小分けにして前菜や付け合わせにもなるし、本当に使い勝手のいい温麺だなあということ。バジル温麺がもつ和洋折衷なところがいいんですよね。
今度、ホームパーティに出してみようかな。珍しいおしゃれな麺使いで、株を上げるのだ。このところマンネリ化しちゃっているから…。
(商品提供:ぐるなび)
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