スペインのアーモンドトゥロンとココナッツトゥロン

スペインの伝統的なお菓子「トゥロン(Turrón)」。
クリスマスのお菓子として有名ですが、販売は1年じゅうされていますよね。かつてはスペインのお土産でいただくことが多かったのですが、最近は日本の食料品店でも見かけるようになりました。
日本のスーパーの棚で偶然みつけて衝動買いしたアーモンドトゥロンと、スペイン土産でいただいたココナッツトゥロンをご紹介しますね。
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デラビューダのアーモンドトゥロン

買ってきたのはこれ。スペイン・デラビューダ(Delaviuda)のトゥロン(Turrón DURO)です。
トゥロンには、大きく分けてアーモンドをまるごと飴で固めたようなものと、アーモンドを粉々にして練り上げたヌガーのようなものがあるのですが、これは飴固めのよう。パッケージの写真につられて、2箱ゲットです。

原材料は、アーモンド、はちみつ、さとう、ウエハース、卵白。アーモンド含有率は63%。150g入り。
輸入業者はウイングエースで、賞味期限は来年の12月までです。楽勝!
アーモンドがぎっしり

箱を開けると、黒い袋。

その袋を開けると、ほら、アーモンドぎっしりのトゥロンです。
このアーモンドは、しっとりとコクのあるマルコナ種だと思うのだけど、スペインで生産されているアーモンドはそれだけではないので、ひょっとしてミックスされてるかもしれませんね。
箱の表示には、「Almendras seleccionadas tostadas」(トーストした選ばれたアーモンド)となっていて、品種までは確定できなかったのです。
ちなみに、スペイン産アーモンドは、マルコナ、ラルゲタ、プラネタ、コムナスあるいはバレンシア、マジョルカの5種が主要品種として流通しているそうです。(スペイン大使館経済商務部の資料参照)
パキンと割って、いただきま~す!

このトゥロンをよく見ると、うっすらと縦に線が入っています。ということは、この線にそって割れやすくなってるわけですね。
黒い袋に入れたまま、その上から軽く力を入れると…

パキン。きれいに割れました。
袋の中で割るのは、ウエハースやアーモンドの粉が飛び散らないようにするためです。さらに、袋の中で小さく割っていただきますよ。

うふふ、口の中で飴の甘みがゆるやかに溶け出します。
歯の頑丈な人は、ポリポリと囓るようですが、わたしは怖くてできません。飴が少し溶けたところで、おもむろにぐしゃぐしゃと噛むと、アーモンドの旨みがじゅわじゅわじゅわ~。
おいしいな~。やっぱりスペインのアーモンド最高!(笑)
馴染みのあるカリフォルニアアーモンドも好きだけど、スペインのは格別なんですよね。
ネットでの購入はやや高くつきますが、クリスマスシーズンなら取り寄せてでも食べる価値あり。街で見かけたなら、迷わずゲットですよ~♪
※箱パッケージから密閉性の高い缶入りに変わったようです。 20gの個包装で、8個入っています。(トゥロンの直径:約6cm)
ビセンスのココナッツトゥロン

バルセロナ帰りの友人からいただいたビセンス(Vicens)のTurrón de coco。ココナッツのトゥロンです。

縁を少し焦がしているのか、カラメルシロップでも塗っているのか褐色になっていますね。

裏を返すと板が入っていました。トゥロン自体は、カチカチではなく常温だと羊羹ぐらいのしなやかさがあるので板で支えているのかもしれません。原材料は、ココナツ(45%)、さとう、シロップ、卵白。

なかなかおしゃれなロゴ入りの板。

冷蔵庫で冷やしてから切ると、まるでハードチーズのような風情なのですが、常温でナイフを入れると、ココナッツのほろほろとした感じの切り口になりました。

甘くてココナッツ感満載。少し食べては、おいし〜。また少し食べては、おいし〜。やめられない美味しさです。
今やいろんな味や種類のトゥロンがあるそうで、ココナッツもいいですね。ごちそうさまでした。
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