(2022年4月11日で閉店予定)
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「京都吉祥庵 和スイーツセット」は、クール宅急便で届きました。
段ボールを開けると、えんじの風呂敷包み。うわ~、素敵!その風呂敷を解くと、上品な艶のある黒い竹籠が現れました。
竹籠のなかには、冷え冷えカチンコチンのスイーツが詰まっています。本来、常温可能なお菓子も、生菓子と一緒なので冷凍になっているんですね。
入っていたのは、
食べたいものだけ残して冷凍庫に入れます。冷凍保存で30日もつのがいいですね。解凍したら賞味期限は2日です。(個々の商品に賞味期限が明記されています)
それぞれ味見をしてみました。
宇治抹茶ゼリーあんみつは、抹茶ゼリーとあんみつのいいとこどりのようなスイーツです。
一番下には宇治抹茶ゼリー、その上に薄く泡雪かん。そして、栗の甘露煮、小豆甘納豆、白玉、葉っぱの形の羊羹が透明なゼリーで封じ込められています。
上から見るとこんな感じ。涼しげですね。
水は京都水盆の地下水を使い、小豆は北海道産にこだわって豆洗いから炊きあげまで、京都吉祥庵の職人さんの手で作られているそうです。
ひとつひとつが手作りなので、大量にはできないんですね。
スプーンですくうと、透き通った寒天ゼリーがぷるぷる。口に含めば、上品な甘さがつるんと口いっぱいにひろがります。
白玉はもっちりと優しい味わい。宇治抹茶ゼリーは、お抹茶のほろ苦さを残した心地良い大人仕様です。栗の甘露煮や泡雪かんなどと合わせて食べて、ほどよい甘さになります。
ゼリーなのに食べているうちに、みつが自然にひろがってみつまめ状態になっているから不思議。器に入れていただく場合は、ざっくりとすくって、バニラアイスなどを添えるといいかもしれません。
抹茶ゼリーとあんみつの美味しさがいっぺんに味わえる京都らしい逸品でした。
この真っ黒なロールケーキは「焦がしきな粉のはんなりロールケーキ」です。
生地に竹墨パウダーを入れて焼いているので、こんなに黒いんですね。しかも小麦粉ではなく、新潟産の米粉が使われています。
中のクリームは、きな粉とホワイトチョコでできたベージュのショコラクリームと白い生クリームがマーブル状にまざり、わらび餅のようなゼリーが巻き込まれています。
見るからにおいしそう。
食べてみると、外側のスポンジはしっとりふわふわ。クリームは滑らかで焦がしきな粉の香ばしさがしっかりと感じられます。
甘さ控えめで、全然しつこくない。おいしいな~。
わらび餅のようなゼリーがまたいいんです。
クリームたっぷりなのにさっぱりといただけるのは、このゼリーが入っているから。甘ったるくなく上品でありながらしっかりと存在感で、まさに「はんなり」とした味わいです。
見た目も味も珍しい、きなこ風味の新感覚ロールケーキ。大いに気に入りました。また食べたいな~。
愛らしいうさぎの焼き印が入ったどら焼きです。形を保つためか透明なお皿が敷かれていました。
焼き印は単純化されてても、うさぎとわかります。ピンと伸びた耳と目が愛らしい。
餡は2種類。小豆の粒餡とサツマイモ餡。どちらもほっとするおなじみの味です。
最後に焦菓子。
さくさくの皮に焦がしバター入りの餡がはいっている洋風焼饅頭です。生地にはきな粉が練り込まれていて、ふっときなこの香り。
そのせいか、新しいのに懐かしく感じられる味わいです。紅茶・緑茶の他、コーヒーやミルクにも合いますね。
どれも昔ながらの和菓子というよりも、洋風の感覚を取り入れた和スイーツになっているところが魅力です。
それぞれ、わくわくしながら幸せな気分でおいしくいただきました。甘いものを口にすると、なぜか心が満たされます~♪(ただの食いしん坊?)
※今回ご紹介の和スイーツセットは、2014年8月にギフトサンプルとして頂戴したものです。
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