セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

パプリカ1個から作る「焼きパプリカの炒め煮」

2016年11月24日 更新 2011年6月 公開

パプリカ(ジャンボピーマン)のオイル煮やマリネを作るとなると、以前は4個ぐらい使っておりました。どうせ作るなら一気に作って保存しておこうと。

しかし、最近はその都度作ることが多くて、そうなると本格的にオーブンを使ったり、オイルで蒸し焼きにするのはちょっと面倒。なので、もっぱら魚焼きグリルで焼いた後、炒め煮にしています。

では、パプリカ1個からちゃちゃっと作る方法を・・・。(と言いつつ、今回は赤・黄の2個使ってるんだけど)

まず、魚焼きグリルにアルミ箔を敷いて、その上にパプリカを並べます。皮面に均等に火があたるように、縦4つに切って種をとったら、指でならして平らにするのがポイントです。途中で割れて形がいびつになっても気にしなーい。

これぐらい焼くと、香ばしさも付いて皮がむきやすくなるんですよね。パプリカから汁が出て、甘く香ばしい匂いが漂ってきます。アルミ箔にのせたまま取り出して、パプリカを真ん中に寄せてふんわり包み、少々蒸らします。

手でむくのに熱くない程度まで蒸らしたら、皮をむいて1cm幅に切ります。

次に、鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけます。オイルに香り付けができたらいいので、焦がさないように注意して、にんにくがプチプチと油の中を泳ぎ、軽く火が通ったらパプリカを投入。アルミ箔にたまっているパプリカから出た汁も入れます。

ざざっと炒めたら、白ワイン(または日本酒)と水を入れ、砂糖、塩で軽く調味し、ぐつぐつと水気が無くなるまで煮ます。最後に、醤油、塩、胡椒などで味をととのえて出来上がり。

この作り方で、パプリカ1個からでもできますよ。

法則としては、パプリカ1個につき、にんにく1片、オリーブオイル大さじ1、酒+水でカップ50mlです。あとは、砂糖、塩、こしょうなどで適当に味をつける。

薄味でもパプリカの味が生きておいしいので、味見しながら自分好みに調味していくといいですね。

お酢を入れてマリネ風にしたり、唐辛子で辛味をつけても美味。バジルなどのスパイスで味の変化も楽しめます。

残ったら、瓶に入れて冷蔵庫へ。冷え冷えもおいしいのです。

ワインを飲みながらちょっとつまんだり、パンにのせたり、サラダやスープの具にしても、彩りがきれいで料理が映えますね。

ああ、だから1個からでもできるけど、2個ぐらいで作っておきたくなるのでした。(言い訳)

焼きパプリカの炒め煮 レシピ

【材料】2人分

  • パプリカ……2個
  • にんにく……2片
  • オリーブオイル……大さじ2
  • 白ワイン(または酒)……50ml
  • 水……50ml
  • 砂糖……小さじ1
  • 塩……小さじ1/4
  • 胡椒、醤油……少々

【作り方】

  1. パプリカを縦4等分に切って種を取り除き、平らにして魚焼きグリルで皮を上にして真っ黒になるまで焼く。
  2. パプリカの皮をむいて、1cm幅の細切りにする。
  3. 鍋にオリーブオイルとにんにくの薄切りを入れて、軽く火を通したら(2)を入れて炒める。
  4. 白ワイン、水、砂糖、塩を入れて水気が無くなる煮て、仕上げに塩、こしょう、醤油などで味をととのえる。

※辛みを付けたいときは、にんにくと一緒に赤唐辛子(1本)を炒める。

関連レシピ

パプリカのマリネ(スペイン料理簡単レシピ集)

パプリカのオイル煮(スペイン料理簡単レシピ集)

■■■↑ページTOPに戻る↑■■■

スポンサーリンク