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地方色豊かな
伝統料理

 

そもそも、スペイン料理って何でしょう。

ひとくちにスペイン料理といっても、地域によって少しずつ違います。それは気候、風土の違いもありますし、スペインという国が歴史的にいろいろな民族の影響を受け、独自に発展してきたことも関係しています。

たとえば、バスクやカタルーニャ地方の料理は、フランス料理と共通するものがあるし、アンダルシア地方の料理は、モロッコに影響を受けたエスニックテイストのものになっています。また、オリーブオイルやニンニクを多用することから、イタリアやギリシャなどと一緒に地中海料理としてくくられることもあります。


 

 

地域別に見てみると・・・

北西部
(ガリシア、アストゥリアス、カンタブリア)
湿気が多く、カンタブリア海に面して、緑豊かな丘陵地帯が広がる地域です。豊富にとれる魚介類をつかったダイナミックな料理が特徴。ガリシアは、ケルト族の末裔といわれ、同系のフランスのブルターニュ地方やノルマンディ地方の料理にも似ています。カンタブリアのアンチョビは有名。

●この地域の料理
たこのガリシア風カルド・ガジェゴ焼きリンゴ

北東部
(バスク、ナバラ、アラゴン)
湿潤な気候のバスク地方。豊かな山海の幸にめぐまれ、ソースを多用する料理には定評があります。リオハはワインの産地で、ワインで煮込んだ料理が多く、ナバラのパンプローナでは良質のホワイトアスパラガスがとれます。

●この地域の料理
たらのバスク風あさりのワイン蒸し各種ピンチョス

中央部
(カスティーリャ)
大陸性気候で雨が少なく、乾いた荒々しい大地が広がる地域です。牧畜が主産業。コシード(野菜と子羊や贓物の煮込み)やアサード(ロースト)が代表的な調理法で、仔豚の丸焼きは有名です。野鳥や野生動物、川ますなどもよく使われます。

●この地域の料理
マドリード風コシード若鶏のにんにく炒めマッシュルームの陶板焼き

南部
(エストゥレマドゥーラ、アンダルシア)
エストゥレマドゥーラは、ポルトガルに接する山岳地帯で、牧畜が中心です。各地でハモンセラーノが作られています。アンダルシアは、アフリカ大陸に近く、暑くて乾燥している地域なので、冷製料理やイスラム色の強い宗教的祭事にともなった料理があります。

●この地域の料理
ガスパチョフラメンコ・エッグ豚ロースのシェリー風など

地中海沿岸
(ムルシア、バレンシア、カタルーニャ、バレアス諸島)
温暖な地中海性気候。豊富な野菜と果実、地中海の魚介類に恵まれた地域です。華やかで洗練されたイタリア、フランスの影響を受け、サラソン(干し物)や魚卵の塩漬け、腸詰めなどを使った料理があります。バレンシア郊外には豊かな水田地帯が広がっており、米料理の本場。マヨルカ島のアリオリソースはマヨネーズの元祖といわれています。

●この地域の料理
パエリア松の実入りほうれん草クレマ・カタラナなど

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スペイン料理の
特徴

 

このような伝統的スペイン料理の特徴というと

ソースに凝るよりも、新鮮な素材そのものを味わう料理が多い。
スパイスは、パプリカ(ピメントン)、サフラン、アニス、シナモン程度で、多くは使われない。
生ハムや腸詰めなどの保存食が発達しており、だしの材料にもなっている。
オイルといえばオリーブオイル。テーブルオリーブ(ピクルス)も日常的に食される。
野菜ではにんにく、たまねぎ、じゃがいも、トマト、魚介類ではイワシやタラ、肉類では羊、豚、鶏などの食材が多く使われる。

また、 パエリアを代表とする米、イカやタコなどの魚介類など、日本人になじみのある食材も多く用いられます。

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新しい
スペイン料理

 

そしてスペイン料理は進化し続ける

伝統的な料理を、新しい素材や調理技法で独創的にアレンジしたもの。それがヌエバ・コシーナ(新スペイン料理)です。日本ではモダン・スパニッシュ(創作スペイン料理とかフュージョンとも)と言われています。

この先駆けとなったのが、レストラン「エル・ブジ」のシェフ、フェラン・アドリア。今までの常識を覆す手法で、世界中の料理人をあっと言わせました。なにしろアルギン酸や液体窒素などを用いて、瞬時に固めたり、凍らせたりするのですから驚きです。化学実験のようにも見える調理方法は、料理の新しい可能性を見いだしたと言ってもいいでしょう。

このような意欲的な姿勢は、スペイン料理の枠を超えて、フレンチやイタリアン、和食の第一線で活躍する料理人にも影響を与えました。また、彼の登場で、スペイン料理界全体も活気づき、シェフ同士が研究成果を披露しあう料理フォーラムも年々盛り上がっています。レシピや手法を公開し、情報交換して高めあうスペイン料理界のシェフたち。決してエル・ブジ風を目指しているわけではなく、それぞれが最高の料理を追求しているのです。

もともと美食地区として有名なバスクでは、料理の洗練化を図る動きがありました。牽引役となったのが、ミシュラン三つ星レストランのマルティン・ベラサテギやファン・マリ・アルサックらです。そのような土壌があったからこそ、勢いのある料理革命につながったとも言えます。

いまやフレンチやイタリアンと肩を並べるまで進化したスパニッシュ。
日本では、レストランサンパウ(東京)、小笠原伯爵邸(東京)、スリオラ(東京)、カ・セント(神戸)、アコルドゥ(奈良)などで新スペイン料理が体験できます。

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参考リンク

 

スペインの食、参考リンク

オリーブオイル
オリーブオイルの生産量世界第1位のスペイン。オリーブオイルの概要から、品種マップや製造過程、格付けなどがわかります。オリーブオイルレシピも載っています。
スペインオリーブオイル輸出協会(ASOLIVA)

ワイン
スペインワインの歴史から、品種、格付け、用語解説までスペインワインについての知識がコンパクトに得られます。
Wines from Spain Japan

シェリー
へレスのワイン、シェリーについて、歴史、産地、製造過程、メーカーまで詳しく紹介されています。グラスに注ぐ技術を認定したベネンシアドール資格試験の案内も。
シェリー

アーモンドとヘーゼルナッツ
スペインはアーモンドの輸出、世界第2位。ヘーゼルナッツの輸出、世界第4位です。ナッツを使った料理もたくさん。品種や用途などが紹介されています。
スペイン大使館経済商務部マーケット情報ページ

スペインの各種情報
グルメ情報のページでは、食事の時間、レストラン&バル情報、各地方料理の特徴などがわかります。
スペイン政府観光局


その他スペイン関連

@Spain(アロバ・スペイン) --- スペインの総合情報サイト

スペイン物語 --- ワインや料理について現地スペインから発信する情報サイト

スペインのBARがわかるホームページ --- スペインバルに特化したサイト

スペインなんでもリンク集!---スペインに関する総合リンク集

スペインワインと食協会のブログ --- スペインワインと食に特化した情報ブログ

日本とスペインを結ぶ架け橋 --- スペインと日本のスペイン情報

Green Spain + Plus! --- 北スペインの総合情報サイト

メルカドーナ・ファン --- スペインのスーパーで買える食品紹介サイト

KLE4cの日記---スペインの話題をデイリーで収集&コメント

fumiko nakajima site --- ジュエリーデザイン・版画家の中島史子さんのサイト

Mariフラメンコ教室 --- 松本真理子さんが主宰されている大阪のフラメンコ教室

ティリジャスタキのスペイン情報 --- スペイン文化やスペイン圏の各種情報


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最新のスペイン食事情や現地ならではの話題に触れられます。

スペイン庶民生活@バレンシア---バレンシア在住のナナイチさん

やっぱりSEVILLA!…かな? ---セビージャ在住のオリーブさん

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