【ブログ】A.diary「ほっと一息おうちバル」   About site  Site map  Contact

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スペインで食べた味が忘れられず、自分で作ってみようと、
スペイン料理の本を見ながらレシピにそって作ってみると・・・

バルで食べたあの味に!

嬉しくなって、いろんな本を参考に、
ああでもない、こうでもないと作っていくうちに
すっかりスペイン料理にはまってしまいました。

ここでは、スペイン料理関連の書籍を発行年代順にご紹介しています。
書名をクリックすると、amazonのページが別ウインドウで開きます。

また、スペインに関する本は「気ままな食卓amazonストア」で、
スペイン語関連の書籍なら、「セルバンテス書店」、
スペイン語の絵本・児童書・辞書なら「ミランフ洋書店」が参考になります。


レシピ

家庭で作れるスペイン料理 パエリャ、タパスから地方料理まで 丸山久美

河出書房新社 1,680円 

今までの著書「週末はパエリャ名人」「豆とスープが待つ食卓」「スペインから届いたほっとやさしいレシピ」は、どちらかといえば1つの料理、料理法を詳しく丁寧に解説したレシピ本でしたが、本書はタイトルどおり家庭で手軽に作れるスペイン料理のレシピ集になっています。代表的な家庭料理(15品)、バルのタパス料理(21品)、各地方の家庭料理(22品)、伝統菓子(5品)に分かれ、お馴染みのスペイン料理がいっぱい。スペインの食文化に触れられるエッセイやコラムもあります。全カラー。初版2011年5月。


ガイド

カバの本―美味しい、お手頃、種類が豊富なスペインのスパークリングワイン

主婦と生活社 1,575円 

シャンパンと同じ製法で作られるスペインのスパークリングワイン「カバ(CAVA)」のガイドブックです。日本で購入できるカバ217本の(2010年11月現在)カタログがメインで、データには生産者、産地、味わいの特徴、ぶどう品種の割合、成熟期間、合う料理などと商品写真が載っています。コラムとしてカバのタイプ、葡萄品種、製造工程などが挟み込まれ、スパークリングワインの歴史や概要にも触れられています。カバ選びの参考に1冊あると便利そう。全カラー。初版2010年12月。


レシピ

スペインの家庭料理 いちばんおいしい87 チホ オノヅカ デ ゴメス-モラン

日東書院本社 1,470円 

身近な食材とオリーブオイルで作る全87品のスペイン家庭料理レシピ集です。代表的なスペイン料理(パエリャ、トルティージャ、ガスパチョ)の作り方は写真手順付きで丁寧。応用レシピも付いています。他にも簡単に作れるスペインらしい料理がチョイスされ、この一冊でひととおりのスペイン料理が作れるようになっています。オリーブオイルやスペインの食器・食材のコラムも付随。スペイン料理入門書として最適です。全カラー。初版2010年12月。


読み物

スペインの竈から―美味しく読むスペイン料理の歴史 渡辺万里

現代書館 1,890円 

スペインの竃から―料理をめぐる15章」(1994年発行/柴田書店)の改訂版。食材や調理法別に、複数の食文化の融合であるスペイン料理の成り立ちや背景がわかります。スペイン料理の歴史について、ここまでわかりやすく突き詰めて書かれた本は他にないのでは? 知的満足感が得られる良書です。初版2010年10月。


ムック

モダン・タパス・スペシャル (別冊専門料理)

柴田書店 3,150円 

2007年刊行の「モダン・タパス・コレクション」に続く第2弾。おいしいものを少しずつをテーマに、モダン・タパスの発想で、味とスタイリングのアイデアが紹介されています。スペイン料理だけじゃなく、フレンチ、イタリアン、和食、エスニックとオールジャンルをカバー。スペイントレンドバル情報では、ブルラデーロ(セビージャ)、ドズ・パリージョス(バルセロナ)。注目のシェフでは、オスカル・ベラスコ・マルティン/サンセローニ(マドリッド)。サンパウ東京5周年記念パーティのレポートもあります。掲載レシピは180点以上。2009年9月発行。


レシピ

tapas(タパス)  ジョセップ・バラオナ・ビニェス

長崎出版 3,200円 

ピンチョスの第一人者ジョセップ(ホセ)・バラオナ・ビニェスさんのレシピ本。伝統的なカタルーニャ料理の手法を守りつつも、現代風にアレンジされた料理が約100品掲載されています。材料、作り方に加えて、スペイン独特の調理法や名前の由来などのワンポイント解説が嬉しいです。ご自身がプロデュースしたスペイン料理店「ビキニ」で出されているメニュー(パスタパエリアのフィデワ、お米料理のアロス・カルドソなど)のレシピも載っています。全カラー、スペイン語と併記。英訳レシピ付き。初版2008年。


レシピ

1080 Recipes シモーネ・オルテガ

英語版 ファイドン 4,375円 ※価格はそのときのレートにより前後します。

スペインの料理研究家シモーネ・オルテガさんの料理本です。30年以上愛されているスペイン家庭料理レシピのバイブル的存在。厚さ6.5cmの分厚さに圧倒されます。(イタリア料理本「シルバースプーン」のようなもの)2007年改訂版はハビエル・マリスカルが書き下ろしたイラスト200点、料理写真も100点が追加されています。現在、日本語版はなく英語版のみ。原書(スペイン語)は「1080 RECETAS DE COCINA」


レシピ

スパニッシュ シンプルレシピ 川上文代

主婦と生活社 1,575円

シンプルレシピシリーズの第3弾です。フレンチ、イタリアンに続いてスパニッシュが登場しました。ワインと楽しむタパス、素朴な家庭料理、各地の伝統料理、パエリアとスープ、といったくくりで、スペイン料理全般を63のレシピで紹介しています。巻頭コラムとイラストはスペインバルが大好きな「ペグハウス」の中山三恵子さんと森谷由美子さんが担当。レイアウトもさっぱりとシンプルです。初版2008年。


レシピ

スペインから届いた、ほっとやさしいレシピ 丸山久美

文化出版局 1,470円

スペイン家庭料理のレシピ本です。「週末はパエリャ名人」「豆とスープが待つ食卓」は1冊ごとにテーマがありましたが、こちらはそれ以外のスペイン家庭料理の特徴を取り上げ、紹介するという形をとっています。たとえば、スペイン各地の魚料理、シェリー酒をつかった料理、卵の使い方とその料理、すり鉢を使った料理、赤ピーマンの料理、やさしいデザートといった具合。いずれも気負わず作れるものばかりで、スペインの濃さを感じさせないマイルドな仕上がり。眺めているだけで、ほっと心がなごみます。初版2008年。


レシピ
ガイド

スペインバルブック food & style

柴田書店 2,520円

スペインバルに特化したスタイルブックです。スペインバルとは? タパスとは?という疑問をさらりと解いてから、スペイン各地のバルへと誘います。生ハムやトルティージャなどバルの定番料理を解説した後は、レストランシェフによる写真付きのレシピへ。その数35品。日本の代表的なバル9軒の紹介もあり、お店のレシピも簡単に載っています。素朴なカバーに反して、中はおいしそうな写真ばかり。飲食形態や料理だけではない、スペイン文化としてのバルも理解できるようになっています。2008年2月発行。


DVD

ダンジョウさんの料理はアモール 壇上桂太 

スタジオ・オズ 2,415円

東京・恵比寿「ティオ・ダンジョウ」のオーナー・シェフ、壇上桂太さんのDVDレシピ集です。パエリアや焼き野菜のマリネなどスペイン料理の定番7品を、家庭で作ることを前提に実演、解説。ホームパーティーで出せるよう実用的な構成になっています。また、料理に合うワインを明比淑子さんが紹介。フラメンコギタリスト沖仁さんのライブ映像付きです。2007年7月発売。


ムック

モダン・タパス・コレクション 別冊専門料理

柴田書店 3,150円

おいしいものを少しずつ。スペインのタパスを発端にした最近の傾向ですが、それを世界のトップシェフが、モダン・タパスへと昇華させています。ギィ・マルタンのスナッキング、テツヤズや龍吟のフィンガーフード、エルブジや神戸北野ホテルのケータリング技術、ピエール・ガニェールのア・ラ・カルトなどは、ほんの一例。小ポーションのコース料理やパーティー用タパスのノウハウとレシピが、惜しみなく公開されています。プロの料理人向けですが、パーティー料理のアイデア集として楽しめます。見ているだけで、アートな料理センスも磨けそう。全カラー。2007年7月発行。


読み物

世界の食文化14スペイン 立石博高 

農文協 3,200円

世界の食文化、全20巻のうちの1巻。スペインの食文化が、細かい章立てで歴史を追って解説してあり、読み応えがあります。イスラムとユダヤの影響や、キリスト教の戒律と豚、新大陸がもたらしたもの、王侯貴族と民衆の食事の違いなど、どれも興味深いものばかり。今まで断片的な知識でしかなかったものが、系統だてて整理でき、まるで歴史ミステリーでも読んでいるような心地にさせてくれます。巻頭には市場やレストラン・料理などのカラー写真、巻末には、家庭で作れるレシピが17品紹介されています。スペイン料理を理解する上で、非常に役立つ一冊です。初版2007年。


読み物
レシピ

ふたつのサンパウ―TOKYO~SPAIN 奇跡の三ツ星レストランのすべて

取材・文 大谷浩己
ぴあ 1,890円

三ツ星レストラン「サンパウ」のスペイン本店と東京店のガイド本です。実際にレストランに出されるメニューそれぞれ約10品を、女性シェフ、カルメさんの言葉と共に紹介しています。カタルーニャの伝統料理や家庭料理をふまえた上で、決して手を抜かず、いいものは積極的に取り入れ、状況に応じて創り上げていく姿勢には、見習うべき点がいっぱい。カルメさんの生い立ちやカタルーニャの街案内もあります。伝統料理レシピが10品、おすすめレストランが8店。そのほかワイナリーやワイン情報も。全カラー。初版2006年。


読み物

わたしとバスク クウネルの本 長尾智子

マガジンハウス 1,680円

キッチンクロスを入り口に、バカラオ、蜂蜜、赤唐辛子、焼き菓子、カゴ・・・とバスク産のものに引き込まれていく様が、現地取材を通してエッセイ風に綴られています。そこから見えてくる、フランスとスペインにまたがるバスクの地域性や民族性、独自の文化。気取らない文章からは、食材や料理、その道具などを愛おしむ気持ちがそこここに感じられ、読んでいるうちに心がほっと温かくなります。料理研究家ならではの等身大のバスク案内です。初版2006年。


ムック

スペインが止まらない PART3 別冊専門料理

柴田書店 3,150円

最先端スペイン料理の勢いは、世界を巻き込んだ一大ムーブメントの形相を呈してきました。Part3では、料理はコンセプトの時代として、科学の視点で分析しています。スペイン風ピザのコカ、イベリコ豚、ワイン、カタルーニャの珍味エスパルデニャス、アングラース、ソブラサーダといった食材レポートのほか、エルブジコレクション、国際料理サミット「マドリッド・フュージョン」レポート、各地のレストラン情報、スペイン修行案内と盛りだくさんです。掲載料理のレシピ付き。2006年6月発行。


読み物
ガイド

ピンチョスボン - そうだスペインへ行こう! 青木美恵

アーバンブロデュース 2,100円

バスク地方とピンチョスに魅せられた著者の、食べ歩きフォトレポートです。サンセバスチャンを中心に、9日間で、なんと38店のバルと2つのワイナリーを訪問。バルごとに特色のあるピンチョスを、ときに店主のインタビューをまじえ紹介しています。楊枝で刺したりパンに乗せたりする従来の形に加え、今や小皿に盛った「小皿系」も登場。かなり流行っているとか。豊富な写真と旅行者としての視点で、ピンチョスの魅力をわかりやすくレクチャーしてくれるガイド本にもなっています。初版2006年。


ムック

スペインが止まらない PART2 別冊専門料理

柴田書店 3,045円

最先端スペイン料理に興味があるならこれ。アルタ・コシーナ(高級料理)を創作する若手シェフの紹介のほか、エルブジのレシピや、パリとバルセロナのレストラン情報までモダンスパニッシュの情報がぎっしりです。ほかにもアンチョビ、オリーブオイル、イベリコ豚などの現地レポートもあります。巻末に掲載料理100品あまりのレシピつき。スペイン料理がなぜスタイリッシュに進化し続けるのか。その理由がわかります。2005年4月発行。


レシピ

豆とスープが待つ食卓 丸山久美

文化出版局 1,575円

スペインでおなじみの豆料理とスープのレシピ本です。豆料理が30種類、スープが24種類。豆料理は下ごしらえなど基本的なことから、煮込みやサラダ、デザートまであって、その活用の広さに驚かされます。豆料理もスープも、一手間かけることで、応用の幅がぐんと広がります。ふだんの食事に組み込んで定番メニューにできればしめたもの。「週末はパエリャ名人」同様、写真が美しく、料理への愛情に満ちています。初版2005年。


レシピ

ピカピカ ピンチョス  ホセ・バラオナ・ビニェス

柴田書店 2,600円

「一人一皿」ではなく、みんなでいろいろ少しずつつまむスタイルの「ピカピカ(pica pica)」。そのコンセプトのもと、スタイリッシュなピンチョスとタパスのレシピがざっと100種類載っています。にんにくベースのソース、エスカリバーダ、コカ、トルティージャなどは伝統的なレシピから現代風にアレンジされたものまであって、発想の豊かさに驚かされます。盛りつけや並べ方も、すこぶる美しい。初版2004年。


読み物

スペイン・ワインの愉しみ 鈴木孝寿

新評論 2,310円

ブドウ栽培面積が世界第1位、ワインの生産量が第3位のスペイン。そのワインガイド兼ワイン物語です。54の産地、90のボデガ(ワイナリー)と140の銘柄が紹介されています。地域ごとに、その土地の気候や文化、歴史やエピソードとともに、ワイン作りへの取り組みや現状がわかりやすく解説されているので、各地を旅しながらワイン講座を受けているような気分になります。ワイン好きには必携の1冊です。初版2004年。


読み物

バルセロナの厨房から 高森敏明

角川春樹事務所 672円

ドスガトス(吉祥寺)のオーナーシェフ高森さんが綴ったスペイン料理に関するエッセイ集。料理や食材を1テーマとして、歴史・文化にも触れながら、修業時代のエピソードが楽しく語られます。食べ物を通して、スペインという国を理解する一助にもなるでしょう。文中にさりげなく入っているレシピも嬉しいです。写真はありませんが、松永安正さんのスケッチが、芸術の街バルセロナの趣を醸し出しています。初版は1990年に白水社から。2004年に改訂文庫化。


読み物

シェリー酒 知られざるスペイン・ワイン 中瀬航也

PHPエル新書 1,575円

スペイン固有の白ワイン、シェリー(へレス)について知りたいと思ったらこれ。シェリーの歴史から醸造方法、タイプまで、順を追って丁寧に解説されており、雑学的な面白みをところどころに挟みながら、読者をゆっくりと奥深いシェリーの世界に誘ってくれます。食前酒のイメージを覆す、豊富な飲み方にも驚きます。巻末には、約100種のカラーカタログ付き。辛口から甘口まで、あらゆるシーンで楽しめるシェリーの最強ガイドブックです。初版2003年。


レシピ

週末はパエリャ名人 丸山久美

文化出版局 1,575円

1冊まるごとパエリャのレシピ本です。はじめてパエリャを作ろうという初心者向け。お米と水の割合、スープの取り方など、順を追って、丁寧かつ簡潔に説明されています。パエリャ18種類と、サラダやデザートなどのサイドメニューのレシピが約20種。写真がきれいで、見ているだけでうっとりです。どれか1つマスターすれば自信がつくし、何度か作ったことがある人でも、基本に立ち返ることで、さらに腕が上がりそう。パエリャ好きには嬉しい1冊です。初版2003年


レシピ

Pintxos(ピンチョス) ホセ・バラオナ・ビニェス

文化出版局 1,470円

一口サイズのフィンガーフード、ピンチョスだけのレシピ本。料理がアートしています。四角い大皿に広げられたタパスは、まるで抽象絵画をみるよう。そのタパスを、串に刺したり、パンにのせたり、くるくる巻いたり。なんでもピンチョスに変身です。どんなものでも工夫次第で、自分だけの1品になるから面白い。センスのいい遊び心にあふれています。レシピはあってないようなもん。小笠原伯爵邸 総料理長をつとめたホセ・バラオナさんが教えてくれる楽しいアイデアブックです。初版2003年。


読み物

歴史街道 カミノ・デ・サンティアゴの旅 米山智美

文化出版局 2,100円

カミノ・デ・サンティアゴの巡礼路に沿って綴られた写真紀行です。ヘミングウェイゆかりの宿に泊まり、パンプローナやサン・セバスチャンではバルめぐり、ビルバオのグッケンハイム・ミュージアムのレストランで豪華なランチをとって、レオンではショップをのぞく。なんて素敵な町歩きでしょう。カサ・ルラル(田舎の家)やパラドールなどの案内もあります。北スペインを旅行するなら、要チェック! たくさんの料理写真で各地の食文化を見せてくれる北スペインの魅力がつまった1冊です。初版2002年。


読み物

修道院のウズラ料理―スペイン料理七つの謎 渡辺万里

現代書館 2,100円

7つのテーマにそって取材したレポート&エッセイ集。タイトルの修道院のウズラ料理はそのうちの1つで、他にアサード、エンパナーダ、ワイン、オリーブ油、バスク料理、21世紀のスペイン料理と、あくなき探求心で食べて聞いて調べてまわります。各テーマへの理解が深まるほか、発展するスペイン料理界の明るい未来も予感させて、読み応え十分。長年にわたりスペイン食文化の研究を続ける著者の熱い思いにも心打たれます。初版2002年。


レシピ

今日はスペイン、バル気分 監修 明比淑子

実業之日本社 1,365円

バルでおなじみの定番タパスのレシピ本です。カバ、白・ロゼ・赤ワイン、シェリー酒、それぞれに合うタパスが全部で39品。レシピと共に、おすすめのワイン銘柄も紹介されています。料理写真は全カラー。レシピは多少アレンジしてあります。A5変形判なので、キッチンに持ち込んでもじゃまになりません。料理に合わせてワインを選ぶのではなく、飲みたいワインに合わせて料理を作りたくなります。初版2002年。


読み物

ドン・キホーテの独り言 木村榮一

岩波書店 2,100円

神戸市外国語大学の学長をつとめる木村榮一さんのエッセイ集。セルバンテスの生地にあるアルカラー大学に、客員教授として赴任したときの体験や思いが綴られています。名料理人、コーヒー、チョコレート、蜂蜜など食べ物についても触れてあり、蘊蓄を仕入れるにはうってつけ。ラテンアメリカの翻訳を多く手がけているだけあって、豊富な知識と引用で、文学の世界にも引き込んでくれます。歴史的背景をふまえての深い考察に圧倒されつつも、自身のエピソードには思わず頬がゆるみます。初版2001年。


レシピ

フラガ神父の料理帳―スペイン家庭の味 セラール・フラガ

文化出版局 1,575円

ガリシア出身のフラガ神父のレシピ集です。ほとんどが見開きで1品ずつ紹介されており、料理写真とレシピ、それにまつわるエッセイ風の文章が添えられています。著者の思い出のつまった料理が38品。調理法もさることながら、器、盛りつけまでもが素朴でアットホームな雰囲気を醸し出しています。それを後押しするかのような、友人であるC.W.ニコルさんの紹介文、池田宗弘さんの版画も素敵です。2001年初版。


レシピ

エル・ブジ 至極のレシピ集 フェラン・アドリア 監修 渡辺万里 文

日本文芸社 1,890円

ユニークで新しいスペイン料理として注目されている「el Bulli」フェラン・アドリアのレシピ集。渡辺万里さんの文章で、レストランメニューを中心に27品が紹介されています。オールカラー。すべて手順写真入り。フェランの料理の世界観や哲学が、1皿に投影されており、奇抜さだけではない料理の神髄に触れることができます。レシピをそのまま再現してもいいし、素材や味付けの組み合わせをヒントに、独自にアレンジしてもいいし。創作意欲をかきたてられる1冊です。初版2000年。


レシピ

スペイン料理―料理・料理場・料理人 深谷宏治

柴田書店 3,360円

レストランバスク(函館)のオーナーシェフ、深谷宏治さんのレシピ本です。本場スペインのバスクで習得した正統派のスペイン・バスク料理が160品。アンチョビや生ハムの作り方、肉や魚のさばき方なども載っています。レストラン用のレシピですが、家庭でも十分応用できます。フレンチやイタリアンにひけをとらない洗練された美しい姿にほれぼれ。パエリャやトルティージャだけではないスペイン料理の奥深さを教えてくれます。初版2000年。


レシピ

元気なごちそう、にんにく料理  おおつきちひろ

文化出版局 1,600円

スペインでは、にんにくをみじん切り、薄切り、まるごと、すりつぶしと、料理によって様々に使い分けますが、そのバリエーションを実例(料理)を示しながら、懇切丁寧に解説してくれているのがこのレシピ本です。韓国風やサンフランシスコ風もありますが、レシピ70品のうち50品近くはスペイン料理です。この基本を習得すれば、スペイン料理も一気に上達しそう。もっと早く手にとっていれば・・・と悔やまれるほど、よくできた手引き書です。初版1999年。


読み物

スペインおいしい紀行 高森敏明

NTT出版 1,365円

夏のさかり、アンダルシアからカタルーニャにかけての海側を食べ歩いたときの記録です。旅先での人との交流を軸に、料理人としての視点で、そのときに食べた料理やお酒が詳細に描かれています。バルであれレストランであれ、旨いものは旨い、まずいものはまずいとはっきりと言い、その理由もきちんと書かれています。この経験がレストラン「ドスガトス」のメニューにも生きているのでしょう。写真はモノクロ。関連レシピは24品紹介されています。1998年初版。


レシピ

タパス―みんなでつまむスペインの喜び おおつきちひろ

文化出版局 1,680円

タパスだけを集めたレシピ本です。全カラーで110品。手頃な食材で簡単にできるものばかり。残ったパンを炒めたり、揚げたり、スープに入れたり。食材を最後までおいしく食べる工夫もいっぱいつまっています。スペインの街角で出合った思い出の味が再現できたときの感激といったら・・・。各地のバルレポートもあって、スペインの食習慣や食文化にも触れられます。お酒にもパンにもご飯にもあうタパスの数々。日本のお総菜とも共通する素朴さに嬉しくなります。初版1997年。


読み物

スペインの食卓から おおつきちひろ

講談社文庫 581円

1991年発行の「わたしのスペイン食探検」を改題し文庫化したものです。子連れのスペイン旅行から始まって、食べ歩き、料理修行、留学と、スペイン家庭料理研究家になるまでのことが綴られています。肩肘はらず自然体で、ひとつずつ地道につかんでいく姿に好感が持てます。著者の体験にそって、スペイン料理とは何か?を少しずつ解説してくれるのも嬉しい。あとがきに、とっておきレシピが5品載っています。初版1997年。


レシピ

陽気な食卓スペイン ヘルシー&シンプル 高森敏明

中公文庫ビジュアル版 800円

「暮らしの設計 気軽に楽しむスペイン料理」No.212(1993年)を文庫化したものです。地方ごとの代表的な料理の解説とそのレシピが約40品。基本のブイヨンやソースの作り方も載っています。スペインの食文化、スペインのレストラン利用法、アウトドアでの楽しみ方等もコンパクトに紹介され、多くの写真と共にわかりやすい構成になっています。本格的かつダイナミックに作りたい男性にもおすすめです。初版1996年。


レシピ

スペイン 熱い食卓 おおつきちひろ

文化出版局 1,848円

スペインの家庭料理をマスターするならこれ。タパスから、パエリャ、デザートまで各地の代表的な伝統料理83品が、カラー写真と解説つきで載っています。食材の知識、調理のコツも得られ、料理をつくりながら各地を旅している気分にさせてくれます。増刷を重ねるロングセラー。この1冊があれば、スペイン家庭料理のなんたるかがわかります。著者の体験に根ざしたあたたかで優しい語り口にも引き込まれます。初版1995年。


読み物

毎日がバルセロナ やなぎもと なお

東京創元社 1,680円

バルセロナのピソに1年間暮らした著者のスケッチ滞在記。緻密なイラストに手書きのコメントがほのぼのとあたたかく、生活することでわかる異文化の面白さが伝わってきます。台所、市場、八百屋、バル、食料品など項目ごとに分かれていて、代表的な料理のレシピもイラストで4品紹介されています。視点の素直さユニークさに、思わずくすっ。ペセタ表記がちょっぴり懐かしく、友達からお話を聞いてるような親しみを覚えます。初版1995年。


読み物
レシピ

スペインの竃から―料理をめぐる15章  渡辺万里

柴田書店 2,800円

スペイン料理をオーリャ/アサード/カスエラなどの調理別と、アロス/ウエボス/カルネなどの食材別に15章に分けて解説した料理書。スペイン各地の伝統料理の成り立ちと特徴が、歴史や風土と重ね合わせて把握できます。体系的に論じられており、まるで「スペイン料理とは何か」という講義でも受けているかのよう。巻末に代表的料理61品のレシピとその料理写真(カラー/44品)が付いています。「月刊専門料理」に連載した「スペイン料理異聞」「素顔のスペイン料理」を加筆補正して単行本化されたもので、スペイン食文化を理解する上で重要かつ欠かせない一冊です。初版1994年。


読み物

スペインは味な国 東理夫 菅原千代志

とんぼの本 新潮社 1,575円

スペイン各地の食紀行。レシピは付いていませんが、郷土料理の数々がカラー写真で紹介されており、それを求めて食べ歩く東理夫さんのエピソードがエッセイ風に綴られています。今やネットで調べればすぐわかることでも、現地で得た情報は貴重です。なんの先入観もなく、まっさらな気持ちで料理と向き合ったときの驚きや感動が伝わってきます。写真と現地の食情報コラムは菅原千代志さんが担当。旅先で食べる楽しさがつまった1冊です。初版1992年。


読み物

スペインかすていら巡礼 渡辺万里

松翁軒 1,529円

カステラのルーツを探して、カスティーリャ地方の修道院をまわる食紀行。言い換えれば、修道院の焼き菓子探訪でもあります。図書館での下調べに始まり、取材依頼、そして各地の修道院を訪ねてまわる過程は、著者と共に一喜一憂しながら、興味深く読み進めます。カステラの原型はどんなものなのか。日本のカステラ持参でのぞむ訪問はどれも臨場感あふれています。要所要所に写真も数点。巻末にビスコッチョなどのお菓子レシピ(7種)も付いています。初版1992年。


読み物
レシピ

スペインの食卓-豊饒の海と大地 - World Cooking

柴田書店 2,940円

スペインの食を、深くしっかりと知りたい人向け。スペイン各地のバルやレストランで実際に出される料理がそのまま現地のレシピ付きで紹介されています。その数150品あまり。他に、スペイン料理の特徴から、よく使われる食材(オリーブ、ピメントン、サフラン、ハモン・セラーノ等)の解説、豚の解体(マタンサ)レポートもあり、カラー写真やデータも豊富です。レストランメニューを通してスペイン料理を総合的に理解するのに役立つ1冊です。初版1991年。


読み物

太陽が一番のごちそうだった スペイン食べ歩き・飲み歩き 渡辺万里

新宿書房 1,900円

スペイン各地を食べ歩いたスペイン料理研究家の食エッセイ。スペインの地域ごとに、その地の代表的な料理や酒とそれにまつわるエピソードが綴られています。著者の豊富な知識と経験に裏打ちされた食べ歩き記は、料理を通してスペインの文化や歴史、地理的特徴にまで及びます。スペインの食文化を体験談を交えて教えてくれる頼もしいガイドとも言えるでしょう。スペインとフラメンコの情報誌「パセオ」に連載したものを単行本化。初版1990年。



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