セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

吉田牧場のチーズ「カチョカバッロ」

2020年1月31日 更新 2011年1月公開

カチョカバッロを焼く

吉田牧場のカチョカバッロは、ミルク感たっぷりで焼いて食べるととっても美味しい。

しかーし、家族経営のため生産量が少なく、直接買いに行くでもしないと手に入らない希少なチーズ。通販ではフェルミエのオンラインショップで取り扱っていますが、入荷してもすぐに品切れになってしまう人気商品です。

そんな吉田牧場のカチョカバッロを、久しぶりに食の師匠から分けていただきましたので、以前のとあわせてご紹介しますね。

※当記事は、アフィリエイト広告を利用しています。

■■■目次■■■

【1】数年ぶりにカチョカバッロ

【2】2011年のカチョカバッロ

【3】幻のライム入りカチョカバッロ

■■■■■■■■

スポンサーリンク

数年ぶりにカチョカバッロ

吉田牧場のカチョカバッロ

何年かぶりかで出合えた吉田牧場のカチョカバッロ。なんて美しい肌とフォルムでしょう。なでなでしたくなります。表面にはワックスなど塗っていないので、紐以外は全部食べられます。

吉田牧場のカチョカバッロの保存上の注意

カチョカバッロは冷蔵庫で保存する場合、ビニール袋やラップに包んだままだと、カビが生えるおそれがあるんですね。紙袋に入れるかそのままが正解。

すぐに食べないときは、ラップでぴっちり包んで冷凍保存がいいようです。ま、保存もなにも、あっという間に食べきってしまうんですけどね。

吉田牧場のカチョカバッロを切る

さっそく7mmくらいの厚さに切ります。

カチョカバッロをフライパンで焼く

テフロン加工のフライパンに、そのまま置いて焼きますよ。

フライパンでチーズを焼く

チーズに火が通るにつれて、端からじわじわと脂が溶け出してきます。

カチョカバッロを焼く

ひっくり返すと、うわ〜、いい焼き色。とろとろです。

カチョカバロのステーキをパンにのせる

バゲットにのせて、いただきまーす。ああ、うまい。やっぱりうまい。この上品でミルキーなコクがたまりません。生きててよかったの幸福感。ごちそうさまでした!

■■■↑目次に戻る↑■■■

2011年のカチョカバッロ

カチョカバロ ホール

吉田牧場のカチョカバッロが初めてうちにやってきたのは2011年1月。このときも紙の袋に入っていました。

カチョカバロ

ユニークな形にうっとりでしたよ。

紐でぶらさげているカチョカバロ

実際にぶら下がっていた姿を想像しながら、手に持ってみたり、なでてみたり。ああ、切るのがもったいない。けど食べたい。軽い葛藤の末、ぜいたくにも、サイコロ状に切って、オリーブオイルなどをたらしていただきました。

オリーブオイルをたらして食べるカチョカバッロ

ううう、うまい。むっちりとした食感で、ワインが進みます。

しかし、カチョカバロでなければならない食べ方でもなく、おすすめだと言うステーキにしてみます。

焼いて食べるカチョカバロ

1cmぐらいの厚さに切って、フライパンでさっと焼くと、端のほうからぷくぷくと溶け出し、あっという間に柔らかくなりました。取り出そうとすると、のびるのびる。ゴムのようにびろ~ん。水分が多いのでこんな風になるんですね。

パンと共にカチョカバロ

パンにのせて、ふうふういいながらかぶりつくと、上品なミルクのほの甘さが口いっぱいにひろがって、うまーい。

とろけるわけじゃなくて、噛むとじゅわっとエキスが出てきて、モッツァレラをより濃厚にした感じ。

フライパンにはチーズからにじみ出た脂が光ります。この脂もおいしいので、パンでふきとるようにしていただきました。焦げついたカリカリのチーズもめちゃうまです。

カチョカバロのステーキ

チーズが出来上がって日が浅いものは、水分が多くすぐにとろけてしまいますが、数週間たったものは、水分がいい具合にぬけてステーキのように形をとどめます。

ぱっと見、フォアグラのようでしょう。これもまた美味しいんです。ワインかビールをいただきながら、ああ、なんて贅沢な……。

さて、このカチョカバロはなかなか入手困難。お高いですし。しかし、機会がありましたら、このうまさ体験なさってくださいまし。

■■■↑目次に戻る↑■■■

幻のライム入りカチョカバッロ

ライム入りカチョカバロ

ついでに激レアのカチョカバロもご紹介しましょう。吉田牧場のライム入りカチョカバッロです。期間限定品か試作品かわかりませんが、師匠宅にていただきました。

チーズにはほんのりとライムの香りが移り、ライム自体は果汁たっぷりで、ちゃんとライムとしての生命を保っておりました。驚き~。レモンもあったそうです。いつかまたお目にかかりたいものです。

(2004年8月20日)

■■■↑TOPに戻る↑■■■

スポンサーリンク

スポンサーリンク