セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

はたけなか製麺の白石温麺

2022年2月13日 更新 2014年8月公開

白石温麺

白石温麺(しろいしうーめん)、うーめぇ~!

初めて食べたとき、とっさにオヤジギャグが出るほどに、そのシンプルで上品な味に驚きました。

そうめんと同じ味を想像していたら、そうじゃなかったんです。

そうめんのようでそうめんでない、うどんのようでうどんでもない、それは何かと尋ねたら・・・うーめん、うーめん、しろいしうーめん。

ってね、ほんと、つるんとした独特の麺の美味しさと手軽さは温麺だけのものでした。この宮城県白石の名産「温麺」を知ったのは、お土産で頂いてから。

とはいえ、どこにでも売ってるものじゃないから宮城に行くか、お土産を待つか…(って、気の長い話)。

こんなときは通販が一番です。はたけなか製麺の白石温麺もお取り寄せできますよ。

今回はラッキーなことに、試食用としていただきましたのでご紹介しますね。

■■■目次■■■

【1】はたけなか製麺の「みちのく手のべ温麺」

【2】温麺は熱くても冷たくても、和風でも洋風でも

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はたけなか製麺の「みちのく手のべ温麺」

白石温麺袋

はたけなか製麺の「みちのく手のべ温麺」です。温麺の由来が、絵文字入りで書かれています。なんて書いてあるかというと・・・

むかし、蔵王山麓の白石城下に 味右衛門という孝行者が 旅の僧から油を使わない 麺の製法を教えられ、胃を病む父に作ってすすめ 元気になりました。

この話が殿様(片倉小十郎公)に伝わり、献上したところ みちのくの温かい思いやりを賞でられ 「温麺」と名付けられました。

その後、味右衛門の手により 温麺の製造がひろめられたということです。

と、まあこんな感じです。

温麺原材料

袋の裏側を見ますと、名称は「手延べ干しめん」。原料は小麦粉、食塩、でん粉となっています。

確かに、油は使われていませんね。これが、よくあるそうめんとの決定的な違いのようです。

手にもった温麺

そして、麺の太さがそうめんよりもやや太く、長さは約半分の9cmほど。

温麺とそうめんとの比較

そうめんと比べてみるとこんな感じです。この太さと長さが少し違うだけで、微妙にのど越しも変わってくるんですね。

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温麺は熱くても冷たくても、和風でも洋風でも

温麺をゆでる

ゆで時間は4分ほど。麺の長さが9cmと短いので扱い易いのがいいですね。

パスタをゆでるときも、半分に折ってゆでることが多いので、この長さは歓迎です。

温麺をザルにあげる

茹でている最中に味見をした時など、ゆであがる前はやや塩分を感じますが、ざるにとって、さっと水洗いを終えた段階では、ほとんど塩気を感じることはありません。

温麺をつゆで食べる

で、肝心の白石温麺の味はどのようなものなのかというと、早い話、そうめんみたいなうどんみたいな…。

って、そうめんでもうどんでもないと言ったばかりですが、たとえるなら、うどんを細くしたような味わいというのでしょうか。上品でやさしい小麦麺の味がします。

温麺とわかめのざる

夏は冷たくしてザルがいいですね。

わたしはわかめを一緒にゆで、生姜をきかせたつゆでいただきました。ねぎやみょうがを添えて、わさび味のつゆもおいしそうです。

きのこ入り温麺つゆ

冬はやっぱり温かいつゆですね。きのこやわかめを入れて、七味唐辛子などでぴりっとさせていただきます。柚子をきかせても。

こんな従来からの和風な食べ方もいいのですが、くせがない上品な「温麺」は洋風もいけるんですね。

パンフレット

添付のパンフレットをみると、コーンスープをかけた温麺が紹介されていました。スープパスタのようなスープ温麺です。

うどんの細いバージョンと思えば、カレーも合いそう。いろんなアレンジで楽しめそうですね。

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