セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

復興かき応援!「牡蠣のオイル漬け」

2016年11月24日 更新 2011年4月12日 公開

牡蠣のオイル漬け

牡蠣のオイル漬けです。ワインにぴったり♪

牡蠣は、レモンを搾ってつるんといくのもいいし、殻焼きもいいし、牡蠣の土手鍋、牡蠣フライ、牡蠣のベーコン巻き、牡蠣ごはん・・・そうそう、牡蠣のパエリアもおいしいですよね。

今回は牡蠣のオイル漬け。簡単に作れて保存もききます。ま、10粒くらいなら、1日でぺろりですけれど。

牡蠣のオイル漬け レシピ

【材料】2人分

  • かき……10粒
  • にんにく……1片
  • オイスターソース……大さじ1
  • 塩、こしょう……少々
  • 辛子……1本
  • ローリエ……1枚
  • オリーブオイル……適量

【作り方】

牡蠣のオイル漬け作り方手順

  1. 牡蠣は塩水で洗って、水気をきっておく。
  2. フライパンにオリーブオイル小さじ1、スライスしたにんにく、牡蠣を入れ、水分が出なくなるまでから煎りする。
  3. 塩・こしょうをふり、オイスターソースを入れて、全体にからめながら炒める。
  4. 冷ましてから、唐辛子・ローリエとともに瓶に入れ、オリーブオイルを注ぐ。

※半日後から食べられる。保存は冷蔵庫で1週間ほど。

※漬け終わったオイルは炒め物やパスタなどに利用。

パンにのせた牡蠣のオイル漬け

復興かき応援!(2011)

牡蠣産地は全国各地にがありますが、なかでも三陸のかきはリアス式海岸の入り江で、ぷっくりと良質な牡蠣がとれると有名です。

しかしながら、東日本大震災で大きな被害を受けてしまいました。植林活動「森は海の恋人」運動や著書「リアスの海辺から」があるカキじいさんこと畠山重篤さんところも。

なにかお力になれないかなあと思っていたところ、牡蠣生産者の復興を支援する「三陸復興かき」プロジェクトというのを知りました。

「復興かき」は、1口1万円で牡蠣オーナーとなり、復興後の牡蠣20個を事前購入するというシステムで売上金の一部が援助資金になります。

いろんな支援の仕方がありますが、これもひとつの形だろうと、微力ながらわたしも1口申し込ませていただきました。牡蠣が届くのは、何年後になるかわかりませんが、復興したときに、共に喜び味わえたらと思って。

希望を胸に少しずつ……。

カキが届いたら、大きな牡蠣フライ作りますよ。何年でも待っています。

(2011年4月12日)

牡蠣が届きました(2012)

復興かき届く

牡蠣は、思ったよりも早く届きました。申込み順に発送しているそうで、我が家には2012年6月の到着です。

支援プロジェクト

丁寧なお礼状と生産者の寄せ書き、復興状況が書かれていました。

立派な殻付き牡蠣

りっぱな牡蠣でした。実は、牡蠣は届かなくても全然かまわないと思っていました。寄付のつもりでいたので。それなのに、こんなに早く、とてもいい状態のものを、確実に届けてくれて……誠実な対応に頭が下がります。

牡蠣のパンフレットやナイフ

牡蠣の身を取り出す専用ナイフと聞きの剥き方の説明書きが付いていました。助かります。

牡蠣の殻むき

剥き方の説明どおりに、殻に差し込み貝柱を切るように動かすと、きれいに飽きました。ぷくんとした美しい身とご対面です。

生牡蠣

さっそく檸檬をしぼっていただきます。つるんと口に滑らせれば、海のミルクのごとく、えもいわれぬおいしさ。

牡蠣フライ

もちろん、牡蠣フライにもしました。ごちそうさまでした。

おそらく、この牡蠣を届けてくれるために、大変なご苦労があったことでしょう。実際の復興は、まだまだだろうと思います。でも、少しずつ震災前と同じくらいに、さらに活気ある牡蠣産地になるよう応援しています。

(2012年6月14日)

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